大分弁の「たぶる」は、
食事をする・口に入れる行為を表す言葉です。
意味としては
「食べる」
にあたり、日常会話でとても自然に使われる、生活に密着した大分弁です。
この記事では、
- 大分弁「たぶる」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「たぶる」とは?
大分弁の たぶる は、
「食べる」
「ごはんを口にする」
という意味で使われる言葉です。
- 主に:食事・間食
- 場面:家庭/友だち/日常会話全般
改まった場より、
家・身内・近しい人との会話でよく登場します。
「たぶる」の意味【大分弁 → 標準語】
たぶる=食べる
ニュアンスのポイント👇
- 生活語
- 子どもから大人まで使う
- 命令形・勧誘でも使いやすい
「それ、たぶる?」
は、
「それ、食べる?」という意味になります。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「昼ごはん、たぶんのな?」
=食べるの?
「よーけお菓子たぶる。」
=たくさんお菓子をたべる
「急いでたぶるけん、まっちょって」
=早く食べるから
シチュエーション別
- 家庭
- 「野菜もちゃんとたぶるんで。」
=子どもへの声かけ。
- 「野菜もちゃんとたぶるんで。」
- 友だち
- 「これ、たぶるごたら、持っていき。」
=勧める。
- 「これ、たぶるごたら、持っていき。」
- 仕事
- 「この後会議があるけん、先にたぶるで。」
=軽い提案。
- 「この後会議があるけん、先にたぶるで。」
👉 どの例文も
「食べる」の意味が一読で分かる形です。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- 食べる
→ 共通語・説明的 - たぶる
→ 口語的・距離が近い
大分では
食事の場面ほど、
やわらかい言葉が選ばれます。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「たぶる」は、
暮らしの音がする言葉やと思っちょん。
「食べる」より、
台所とか、
家族の声が浮かぶ。そんな言葉なんよね。

地域差
「たぶる(=食べる)」は県内でも通じるけど、世代差が強めで、SNSのコメントでも「親・祖父母世代が一番使ってた」「近所のおばちゃん・地区のじっちゃんが言いよった」など“年配寄り”の声が多い。一方で大分市でも普通に耳にする/店でも使う例があり、完全に昔言葉ではなく現役で残ってる地域もある。
言い方は「ご飯食ぶるかい?」「刺し身食ぶる?」みたいに目的語+動詞で使うのが定番。用法として面白いのが「たぶる分やけ、つくっちょいて〜」のように“食べる分(量)”の言い回しにもなる点。県南(弥生)でも使う報告があり、日田でも「食ぶる」系は出る。佐伯は「ぶ」より「たべぇ」寄りという声もあり、沿岸部は標準寄りの形が強い可能性。
豆知識:音が荒く聞こえて「きれいな言葉じゃない」と感じる人もいる一方、方言の省略進化(食べぇ→食びぃ→…)を楽しむタイプの語でもある。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ|「たぶる」は“食べる”の大分弁
- 「たぶる」=食べる
- 日常会話で自然
- 家庭感・生活感が強い
- 子どもにも使われる
かぼみの大分弁講座では、
暮らしの真ん中にある大分弁も
これからも一つずつ丁寧に残していきます。
