大分弁の「かかじる」は、
爪や指で強くひっかいたり、かきむしる動作を表す言葉です。
意味としては
「ひっかく」/「かきむしる」
にあたり、体のかゆみや苛立ちがそのまま動作に出た場面で、日常的に使われます。
この記事では、
- 大分弁「かかじる」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「かかじる」とは?
大分弁の かかじる は、
「ひっかく」
「強くかきむしる」
という意味で使われます。
- 主に:体・皮膚・かさぶた
- 場面:かゆいとき/注意するとき/叱る場面
軽く触る感じではなく、
力が入った動作を表すのが特徴です。
「かかじる」の意味【大分弁 → 標準語】
かかじる=ひっかく/かきむしる
ニュアンスのポイント👇
- 力が強め
- 無意識にやってしまう感じ
- 注意・叱りの文脈で出やすい
「そげんかかじったら、血が出るで。」
は、
「そんなにかきむしったら、血が出るよ。」という意味になります。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「蚊に刺されて、足をかかじりよる。」
=かゆくてかきむしっている
「治りかけのかさぶた、かかじったらいかん。」
=ひっかいたらダメ
「猫に手をかかじられた。」
=ひっかかれた
シチュエーション別
- 家庭
- 「そんなかかじり方したら、跡が残るで。」
=注意。
- 「そんなかかじり方したら、跡が残るで。」
- 子ども
- 「もう、そこかかじらんで。」
=叱り。
- 「もう、そこかかじらんで。」
- 日常
- 「気がついたら、無意識にかかじっちょった。」
=状況説明。
- 「気がついたら、無意識にかかじっちょった。」
※ かゆみ・苛立ちなど、
感情が動作に出る場面で使われます。
標準語との違い
- 標準語:ひっかく/かきむしる
- 大分弁:かかじる
標準語よりも
動作の強さ・生々しさが伝わりやすい表現です。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「かかじる」は、
注意するときによう出る言葉やと思っちょん。
「かく」より
「かかじる」って言われた方が、あ、やりすぎやな…
って分かるんよね。

地域差
「かかじる(=ひっかく/かきむしる)」は県内でもわりと通じやすい言葉で、大分市・別府あたりでも「猫にかかじられた」「そげーかかじったら血が出るが!」みたいに使われます。
言い方の揺れはかじる(短縮)/ひっかかじる(強め) など。使いどころも少し差があって、猫のひっかき限定っぽく使う人もいれば、子どものケンカや かさぶたをいじる(かきむしる)時にも言う人も。
豆知識:標準語の「掻きむしる」より、動作の“ガリガリ感”が強めに伝わる表現っちゃ。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
- ねぶる(なめる)
- ぬたくる(塗りつける)
- きさねぇ(汚い)
まとめ
- 「かかじる」=ひっかく/かきむしる
- 力の入った動作を表す
- 注意・叱りで使われやすい
- 生活感が強い大分弁
かぼみの大分弁講座では、
体の動きまで伝わる大分弁も
これからも一つずつ丁寧に残していきま
