大日如来まで、あと170cmで手が届く??臼杵磨崖仏の修復現場特別公開に行ってきた

2015年、臼杵石仏の修復現場特別公開に行ってきました。

今回は「古園石仏群」。

臼杵市民のソウルフード「臼杵せんべい」の顔にもなっている

「大日如来」

がある古園石仏群が特別公開となっていました。

コレはかなり貴重!

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臼杵磨崖仏「古園石仏群」、修復現場特別公開

今年度も、臼杵石仏(磨崖仏)修復現場特別公開に行ってきました。
今回、第一回目はいきなり大日如来がある「古園石仏」。これは見逃せない!!と思い、気合を入れて行ってきました。

この石仏の修復は、石仏にシダ類などの着生生物がつくので、それを紫外線を照射し取り除いて綺麗にする作業です

修復については、こちらの記事も参照してください。

この現場の特別公開は、その様子を近くで見ることができるとともに、現場の足場に登って、石仏のすぐ近くにいくことができる、めったにないチャンスなのです。

 

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「古園石仏群」の前は、足場が組まれてました。

古園石仏群は、臼杵磨崖仏でも有名で、「ほっとさん」のモデルにもなっている大日如来像がある石仏群です。この日は足場が前に作られていました。ここにあがってから、大日如来像を見ます。

※動画はこちらから

 

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足場を登って…目と鼻の先には、大日如来像

足場をてくてくの登って行くと、ぐっと近くで修復作業をしている様子を見ることができました。
にしても、やっぱり近いです。足場と石仏の距離…すごい。

下半身の部分もしっかり見ることができます。

写真ではなかなか伝わらないかなとは思いますが、コレは実際にみてほしいなぁ。

 

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えんどうさんちがオススメする訳

この修復現場の特別公開。告知も少なく結構地味なのかもしれませんが、えんどうさんち的には、間違いなく上位に入るのオススメイベントです。
一年を通しても、この日しか石仏のすぐ近くに行ける日はありません。実際に行った方にはわかると思いますが、あそこまで近くで臼杵石仏をみると、いつも見ているものとはまた違った、なんとも神秘的な感覚になります。今回、昨年度に続き2回目でしたが、やはり来てよかったと思いました。

この距離間。

360°カメラで見てみよう!

わたしも写ってますが(^^)。このカメラである程度の距離間がわかると思います。下の写真は触ってグリグリ回すことができます。

臼杵石仏 修理特別公開。かなり接近できました。#臼杵 – Spherical Image – RICOH THETA

その他の360度全天球の写真はこちらからご覧になれます。

 

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修復現場もいいけど!国宝臼杵石仏にいつ行こう?

大分県臼杵市にある「国宝臼杵石仏」では、

何があるのかな?
いつぐらいに行くのが良いのかな?

といった、

年間を通して開催されるイベントや、見どころなどについて、実際に私が足を運んで書いたレポートなどを交え「臼杵石仏のあるきかた」としてこちらの記事にまとめています。