大分弁の「なし」は、
理由をたずねるときに使う疑問の言葉です。
意味としては
「なんで?」/「なぜ?」
にあたり、驚き・不思議・軽いツッコミなど、感情を含んで問い返すニュアンスがあります。
この記事では、
- 大分弁「なし」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「なし」とは?
大分弁の なし は、
「理由を聞く」
「どうしてそうなったかを問う」
という意味で使われる言葉です。
- 主に:疑問・確認・驚き
- 場面:日常会話/家族/友だち
強く詰めるより、
会話の流れで自然に出る疑問として使われます。
「なし」の意味【大分弁 → 標準語】
なし=なんで/なぜ
ニュアンスのポイント👇
- 驚きが混じる
- 理由を知りたい
- 口語的で近い
「なし、そんなことなっちょるん?」
は、
「なんで、そんなことになってるの?」という意味になります。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「なし、今日は早う帰るんな?」
=理由をたずねている
「なし、そげんこと言うん?」
=驚き混じりの疑問
「なし、もう終わったん?」
=状況確認
シチュエーション別
- 家庭
- 「なし、電気つけっぱなしなん?」
=理由を聞く。
- 「なし、電気つけっぱなしなん?」
- 友だち
- 「なし、来れんの?」
=事情を知りたい。
- 「なし、来れんの?」
- 仕事
- 「なし、この手順になっちょる?」
=確認と疑問。
- 「なし、この手順になっちょる?」
👉 どの例文も
「なんで?」の意味が一読で分かる形です。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- なんで/なぜ
→ 直接的 - なし
→ 感情を含んだ口語
大分では
強く問い詰めず、
会話の中で理由を引き出す言い方になります。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「なし」は、
会話を止めんための疑問やと思っちょん。
責める前に、
まず聞く。その姿勢が
「なし」なんよね。

地域差
大分県内で多少の地域差・年齢による利用の差はありますが、
同じように「なし(なんで)」で使われます。
会話では
- 「なしか」
- 「なしえ」
のように語尾が付くこともあります。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ|「なし」は理由をたずねる大分弁
- 「なし」=なんで/なぜ
- 驚きや確認を含む
- 会話を柔らかくつなぐ
- 日常でよく使われる
かぼみの大分弁講座では、
問いかけの温度が伝わる大分弁も
これからも一つずつ大切に残していきます。
