大分弁の「おらんで」は、
人や物がその場にいないことを伝えるときに使われる言葉です。
意味としては
「いないよ」
にあたり、相手の確認や問いかけに対する、やわらかい否定の返答としてよく使われます。
この記事では、
- 大分弁「おらんで」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「おらんで」とは?
大分弁の おらんで は、
「いない」
「ここにはいない」
という意味で使われます。
- 主に:存在の否定
- 場面:呼びかけへの返答/確認/連絡
きつく否定する感じはなく、
状況をそのまま伝える言い方です。
「おらんで」の意味【大分弁 → 標準語】
おらんで=いないよ
ニュアンスのポイント👇
- やわらかい否定
- 返事として使いやすい
- 会話的
「○○さん、おる?」
「いや、おらんで。」
は、
「いないよ。」という意味になります。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「今、家にはおらんで。」
=家にいない
「さっきまでおったけど、もうおらんで。」
=もういない
「今日は担当の人、おらんで。」
=不在の連絡
シチュエーション別
- 家庭
- 「父さんは、まだおらんで。」
=状況説明。
- 「父さんは、まだおらんで。」
- 仕事
- 「責任者は今日はおらんで。」
=不在連絡。
- 「責任者は今日はおらんで。」
- 日常
- 「今そこに人はおらんで、大丈夫。」
=確認。
- 「今そこに人はおらんで、大丈夫。」
※ 相手の問いに短く返すのに向いた言葉です。
標準語との違い
- 標準語:いないよ
- 大分弁:おらんで
標準語よりも
会話の流れになじみやすい言い方になります。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「おらんで」は、
気を張らんで言える否定やと思っちょん。
「おらん」より、
「おらんで」って言うと、
なんか角が取れるんよね。

地域差
大分弁の「おらんで」は「いないよ」の定番フレーズ。
会話では 「おるんな?」→「病院行くけん、おらんでー」
みたいに、予定とセットで出やすい印象です。県内では形はほぼ共通っぽいけど、言い換えで 「居らんで」(少し丁寧寄り)や、短く 「おらん」で済ます人も。豆知識:「おらんで!」が“叫んで!”(=おらぶ)と混線して「どっち!?」となるのが大分あるある。九州だと宮崎は「おらんじ/おらんが」、熊本は「おらんばい」も近い仲間。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。こちらの記事も読んでみてください。
関連大分弁
まとめ
- 「おらんで」=いないよ
- やわらかい否定表現
- 返事・状況説明に便利
- 日常会話で頻出
かぼみの大分弁講座では、
存在や状況を自然に伝える大分弁も
これからも一つずつ丁寧に残していきます。


