大分弁の「もっぺん」は、
同じことをもう一度お願いするときに使われる言葉です。
意味としては
「もう一回」
にあたり、普段は軽いお願いから、場面によっては強い言い直し要求まで幅があります。
この記事では、
- 大分弁「もっぺん」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「もっぺん」とは?

大分弁の もっぺん は、
「もう一回」
「もう一度」
という意味で使われる言葉です。
- 主に:聞き返し/やり直し/念押し
- 場面:日常会話から叱る場面まで
言い方と場面によって、
やさしくも、かなり強くもなるのが特徴です。
「もっぺん」の意味

もっぺん=もう一回
ニュアンスのポイント👇
- 基本は共通語
- 口調で強さが変わる
- 感情が乗りやすい
「もっぺん言うちみい」
は、
「もう一回言ってみなさい」という意味になります。
生活感のある例文【会話形式】
「今の、もっぺん言っちくりぃ」
=「今のをもう一回言ってください。」
「もっぺん、言っちみぃ」
=「もう一回言ってみな!」
「それ、もっぺんお願い。」
=「それをもう一回お願い。」
叱る・強めの場面
- 「どん口がゆーちょんのか、もっぺん言うちみい。」
=強い叱責。 - 「なめちょるんな?もっぺん言うてみい。」
=売り言葉。 - 「なんべんでん言うちゃる。」
=完全にヒートアップ。
※ 声量・距離感で迫力が一気に変わります。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- もう一回
→ 中立・説明的 - もっぺん
→感情が乗る/場の空気を変える
大分では
「回数」より
「態度への不満」がにじむことも多い言葉です。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「もっぺん」は、
空気が切り替わる境目の言葉やと思っちょん。
やさしい「もっぺん」と、
近づいてくる「もっぺん」は
まったく別物。胸ぐら掴まれる勢いの「もっぺん」は、
聞き返しやなくて警告やな。
でも「もっぺん」自体は柔らかい言葉でもあるんで!
・もっぺん、お願いっちゃ
・もっぺん、言っちくりい
・もっぺん!もっぺん!
・もっぺん、やるで
など、よく見るとかわいい言葉っちゃ

地域差

大分で昔からよう聞く「もっぺん」は、「もう一回/もう一度」という意味の言葉っちゃ。
「もっぺんして!」
「もっぺん歌うちくれん?」
のような軽いお願いにも使えるけど、コメントで圧倒的に多かったのが、
「もっぺん言うちみぃ!」
という“怒られる時のもっぺん”🤣
同じ言葉でも、声の調子ひとつで「もう一回お願い」から「今の言葉、もう一回言ってみろ!」まで一気に強くなるんよね。
今回のコメントを見ると、「もっぺん」だけでなく、
「もういっぺん」
「もいっぺん」
「まっぺん」
「まっいっぺん」
「まーいっぺん」
など、人によってかなり形が違うみたい。「普段はもういっぺん、怒られる時はまっぺん」という面白い使い分けの記憶もあった。
今のところ「県北はこれ、県南はこれ」と地域できれいに分けられるほどの差は見えず、地域差以上に家庭・世代・話す速さによる違いが大きそうやね。
豆知識として、「もっぺん」は「もう一遍(もういっぺん)」が会話の中で縮まった形。大分だけの独自語ではなく、西日本のほかの地域でも聞かれる言葉なんよ。
ただ大分では、
「もっぺん言うちみぃ」
「どん口が言いよんのか、もっぺん言うてみぃ」
みたいに、大分弁の「〜ち」「〜ちみぃ」と組み合わさると一気に地元感が増す😂
優しくも怖くもなる「もっぺん」。
言葉そのものより、“誰にどんな調子で言われたか”まで記憶に残っちょる言葉なのかもしれんね😊
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まとめ|「もっぺん」はやり直しをやさしく伝える大分弁
- 「もっぺん」=もう一回
- 意味は共通、言い方に揺れあり
- やさしくも、かなり強くもなる
- 叱責の定型に発展しやすい
かぼみの大分弁講座では、
同じ言葉でも温度差が激しい大分弁も
ちゃんと残していきます。
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