大分弁の「離合(りごう)」は、
車がすれ違う場面でごく自然に使われる言葉です。
意味としては
「すれ違い(車同士がすれ違うこと)」
にあたり、大分では運転中の会話に欠かせない表現です。
※大分弁と言うよりも、九州内で使われる「九州弁」に近い言葉です。
この記事では、
- 大分弁「離合」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「離合」とは?
大分弁の 離合(りごう) は、
「(車が)すれ違うこと」
「対向車と通り合うこと」
という意味で使われる言葉です。
- 主に:運転中
- 場面:道が狭いところ/住宅街/山道
大分では標準語感覚で使われる方言のひとつです。
「離合」の意味
離合=すれ違い(車がすれ違う)
ニュアンスのポイント👇
- 車前提
- 道幅が狭いイメージ
- 実用的
「ここ、離合できんわ」
は、
「ここは車がすれ違えない」という意味になります。
生活感のある例文
「ここ道が狭いけん、離合できんで。」
=「ここ道が狭いから、すれ違えないよ。」
「前から車来よる、離合せないかん。」
=「前から車が来てるから、すれ違わないといけない。」
「この道、離合ポイント限られちょるな。」
=「この道はすれ違える場所が限られてるね。」
シチュエーション別
- 住宅街
- 「軽やないと、離合きついな。」
=道幅が厳しい。
- 「軽やないと、離合きついな。」
- 山道
- 「カーブ先で離合はこわい。」
=見通しが悪い。
- 「カーブ先で離合はこわい。」
- 観光地
- 「連休は離合できんで渋滞する。」
=大分あるある。
- 「連休は離合できんで渋滞する。」
※ 歩行者のすれ違いにはあまり使いません。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- すれ違う
→ 動作そのもの - 離合
→ 道路状況込みの表現
大分では
「通れるかどうか」の判断を含めて
「離合」という一言で済ませます。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「離合」は、
運転の記憶とセットで身につく言葉やと思っちょん。
子どもの頃は意味分からんのに、
免許取った瞬間、
体に入ってくる言葉。「離合できん道」は、
大分の原風景やなあと思います。

地域差
「離合(りごう)」は大分県内では車の「すれ違い」を指す言い方として広く定着しており、コメントを見る限り県内の地域差はほぼ見当たらない(=どこでも普通に言う)。大分弁というよりも、九州で使われる九州弁の言う認識も多い。鉄道用語という説もあり。
狭い道が多い土地柄と結びついて「離合できん」「離合停車(バスの案内)」など、運転時につかう生活語として強く残っている印象。県外では通じない地域も多く、県外では通じる範囲に差があり、西日本(九州〜中国・四国の一部)中心とされる。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ|「離合」は大分の運転会話を支える大分弁
- 「離合」=車がすれ違うこと
- 道路状況まで含めた表現
- 大分では日常語レベル
- 県外では通じないこともある
かぼみの大分弁講座では、
暮らしに直結した大分弁も
これからも一つずつ残していきます。
