大分弁の「わかっちくれん」は、
気持ちや事情が相手に伝わらんときに出てくる言葉です。
意味としては
「わかってくれない」
にあたり、怒りよりももどかしさ・悲しさが前に出る表現です。
この記事では、
- 大分弁「わかっちくれん」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「わかっちくれん」とは?
大分弁の わかっちくれん は、
「わかってくれない」
「理解してもらえない」
という意味で使われる言葉です。
- 主に:気持ち・事情
- 場面:説明しても伝わらんとき/分かち合えんとき
責めるより、
伝わらん切なさを含むのが特徴です。
「わかっちくれん」の意味【大分弁 → 標準語】
わかっちくれん=わかってくれない
ニュアンスのポイント👇
- 何回も言うた
- でも伝わらん
- 諦めかけ
「何回言うても、わかっちくれん」
は、
「何回言っても、わかってくれない」という意味になります。
生活感のある例文
「説明したんやけど、わかっちくれんのよ。」
=理解してもらえない。
「気持ちば言いよんに、わかっちくれん。」
=感情が伝わらない。
「そげん言うても、わかっちくれん人もおる。」
=諦め混じり。
シチュエーション別
- 家庭
- 「親に言うても、わかっちくれん。」
=世代差。
- 「親に言うても、わかっちくれん。」
- 仕事
- 「現場のこと、上がわかっちくれん。」
=立場の違い。
- 「現場のこと、上がわかっちくれん。」
- 人間関係
- 「冗談のつもりやったんに、わかっちくれんかった。」
=すれ違い。
- 「冗談のつもりやったんに、わかっちくれんかった。」
※ 強く言うと恨み言にも聞こえます。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- わかってくれない
→ 事実の説明 - わかっちくれん
→ 感情が前に出る
大分では
「理解不足」より
気持ちが届かん感じを表します。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「わかっちくれん」は、
怒る前の最後の言葉やと思っちょん。
本当は、
わかってほしい。それでも伝わらんときに
ポロッと出るのが
「わかっちくれん」なんよね。

地域差
大分県内で多少の地域差・年齢による利用の差はありますが、
同じように「わかっちくれん(わかってくれない)」で使われます。
ただ、語感としては年配層・日常会話寄りで、
若い世代では短く「わかっちょらん」と言い換える場合もあります。
(※分かり次第更新)
関連大分弁
まとめ|「わかっちくれん」は伝わらん切なさの大分弁
- 「わかっちくれん」=わかってくれない
- 責めより、もどかしさ寄り
- 気持ちが届かんときに出る
- 日常の人間関係でよく使われる
かぼみの大分弁講座では、
感情のすれ違いが見える大分弁も
これからも一つずつ残していきます。
