大分弁の「〜しちょん/しちょる」は、
今まさに行っている動作や状態を表す言い方です。
意味としては
「〜している」
にあたり、会話の中でとても頻繁に使われる、現在進行形の定番表現です。
この記事では、
- 大分弁「〜しちょん/しちょる」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
をまとめて紹介します。
大分弁「〜しちょん/しちょる」とは?
大分弁の 〜しちょん/しちょる は、
「〜している」
「〜しているところ」
という意味で使われる言葉です。
- 主に:動作・状態
- 場面:日常会話ほぼ全部
会話の現在形は、
ほぼこれで回ると言ってもいい表現です。
「〜しちょん/しちょる」の意味【大分弁 → 標準語】
〜しちょん/しちょる=〜している
ニュアンスのポイント👇
- 今やりよる
- 継続中
- 口語的でやわらかい
「何しちょん?」
は、
「何してるの?」という意味になります。
生活感のある例文
「今、何しちょん?」
=今なにしてる?
「ご飯食べよるとこ。」
=食事中。
「電話しちょったけん、後でかけるわ。」
=通話中だった。
シチュエーション別
- 家庭
- 「テレビ見ちょる。」
=くつろぎ中。
- 「テレビ見ちょる。」
- 仕事
- 「今、作業しちょるけん待っちょって。」
=進行中。
- 「今、作業しちょるけん待っちょって。」
- 外出
- 「運転しちょる。」
=移動中。
- 「運転しちょる。」
※ 文末のトーンで距離感が変わります。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- 〜している
→ 書き言葉・説明寄り - 〜しちょる/しちょん
→ 会話寄り・自然
大分では
状況説明を短く、
テンポよく伝えるための形です。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「〜しちょる」は、
暮らしの実況中継やと思っちょん。
いちいち説明せんでも、
「〜しちょる」で済む。それが一番楽で、
一番自然なんよね。

地域差
大分県内で多少の地域差・年齢による利用の差はありますが、
同じように「〜しちょん/しちょる(〜している)」で使われます。
一般に
- しちょる:説明・独り言・文末
- しちょん:問いかけ・会話中
で使い分けられることが多いですが、
厳密な区別はなく混在します。
同じように「しよる」「しよん」に置き換えて使われている地域もあります。
※「〜しちょん/しちょる(〜している)」について深掘りした記事があるので、こちらもご覧ください
「〜しちょん/〜しちょる」だけが大分弁じゃない!語尾の地域差をコメントで調査
関連大分弁
まとめ|「〜しちょん/しちょる」は現在形の大分弁
- 「〜しちょん/しちょる」=〜している
- 会話で一番よく使う形
- 短くて自然
- 日常の実況に最適
かぼみの大分弁講座では、
暮らしの動きをそのまま言葉にする大分弁も
これからも一つずつ残していきます。
