大分弁の「あんた、どこんし?」は、
相手の出身地や育った場所をたずねるときに使われる言葉です。
意味としては
「どこの人?」
にあたり、尋問というより、世間話の入り口として自然に使われます。
この記事では、
- 大分弁「あんた、どこんし?」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「あんた、どこんし?」とは?
大分弁の あんた、どこんし? は、
「どこの人?」
「出身はどこ?」
という意味で使われる言葉です。
- 主に:初対面・知り合ったばかり
- 場面:世間話/ご近所/職場
距離を縮めるための、
ごく自然な質問です。
「あんた、どこんし?」の意味【大分弁 → 標準語】
あんた、どこんし?=どこの人?
ニュアンスのポイント👇
- 出身地を聞く
(県内ならどこの地域の人かを聞く) - 詮索ではない
- 会話のきっかけ
「あんた、どこんし?」
は、
「あなた、どこの人?」という意味になります。
※ 「あんた」は大分では必ずしも乱暴ではありません。
生活感のある例文【会話形式】
「あんた、どこんし?
言葉がちょっと違うなぁ思うて。」
=どこの出身かをたずねている
「見かけん顔やな。
あんた、どこんし?」
=地元の人かどうか確認
「その訛り、北のほうっぽいけど、
あんた、どこんし?」
=出身地を推測しつつ聞く
シチュエーション別
- ご近所
- 「最近越してきたん?あんた、どこんし?」
=自然な導入。
- 「最近越してきたん?あんた、どこんし?」
- 職場
- 「訛りあるなあ。どこんし?」
=雑談。
- 「訛りあるなあ。どこんし?」
- 集まり
- 「あんた、どこんし?親戚がそっちにおるわ。」
=話が広がる。
- 「あんた、どこんし?親戚がそっちにおるわ。」
※ 口調次第で親しみにも詰問にもなります。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- どこの人?
→ 直接的 - あんた、どこんし?
→ 距離が近い/会話的
大分では
出身地=話題のタネ。
人となりを知る第一歩として使われます。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「あんた、どこんし?」は、
人を知ろうとする合図やと思っちょん。
どこ出身か聞く=
壁を作るんやなくて、
話を広げるため。大分では、
これが雑談のスタートラインやな。

地域差
「あんだ、どこんし?(どこの人?)」は大分県内で「出身どこ?」をたずねる言い方だが、コメントでは今はあまり言わなくなったという声があり、年代差(年配ほど使用)が強そう。
形は「あんし、どこんしなん?」のように「し」を残した形が出る一方、若い層は「生まれどこなん?」「どっから来ちょん?」へ置き換わりつつある印象。さらに県内では市単位で「佐伯んシなん?」、年長者は町内・近所単位まで細かく聞く例もあり、地域差というより“尋ねる粒度”が世代で変わるタイプ。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ|「あんた、どこんし?」は会話の入口になる大分弁
- 「あんた、どこんし?」=どこの人?
- 出身地をたずねる言葉
- 詮索ではなく雑談
- 人との距離を縮める表現
かぼみの大分弁講座では、
人と人をつなぐ一言になる大分弁も
これからも一つずつ残していきます。
