大分弁の「どき/そき/あっき/こき」は、
場所を指し示すときに使われる指示語です。
意味としては
「どこ/そこ/あそこ/ここ」
にあたり、会話では指さしや視線とセットで使われることが多い表現です。
この記事では、
- 大分弁「どき/そき/あっき/こき」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「どき/そき/あっき/こき」とは?
大分弁の どき/そき/あっき/こき は、
- どき=どこ
- そき=そこ
- あっき=あそこ
- こき=ここ
という意味で使われます。
- 主に:場所・位置
- 場面:日常会話ほぼ全部
方向や距離感を、
短く・感覚的に伝える言い方です。
「どき/そき/あっき/こき」の意味【大分弁 → 標準語】
- どき=どこ
- そき=そこ
- あっき=あそこ
- こき=ここ
ニュアンスのポイント👇
- 口語的
- 指さし前提
- テンポが速い
「鍵、こき置いちょるで」
は、
「鍵、ここに置いてるよ」という意味になります。
生活感のある例文
「トイレ、どきある?」
=どこにあるかを聞いている
「そき置いちょって。」
=そこに置く指示
「あっき見えよる建物。」
=少し離れた場所の説明
「こき座りい。」
=今いる場所を指す
シチュエーション別
- 家庭
- 「ハサミ、どきやった?」
=置き場所の確認。
- 「ハサミ、どきやった?」
- 仕事
- 「資料は、そきにまとめちょる。」
=近くの場所。
- 「資料は、そきにまとめちょる。」
- 外出
- 「駐車場、あっきやわ。」
=少し先。
- 「駐車場、あっきやわ。」
👉 すべて
どこ/そこ/あそこ/ここの関係が
一読で分かる形です。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- どこ/そこ/あそこ/ここ
→ 説明的 - どき/そき/あっき/こき
→ 会話的・省略
大分では
会話のテンポを優先して、
短く言う形が残っています。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「どき/そき/あっき/こき」は、
身体感覚と一緒に使う言葉やと思っちょん。
目で見て、
手で指して、
そのまま言う。それが
一番伝わるんよね。

地域差
「どき/そき/あっき/こき(どこ/そこ/あそこ/ここ)」は県内で通じるが、世代差と地域差がどちらも出る。
年配ほど「どき行ったんな?」「そきあろーが!」のように使い、若い層は使わない・一部だけ(「どき」だけ)という声もある。
地域別には日田で「どこんにき/そこんにき」と“にき”が付く形が出やすく、逆に「〜に(こきに)」は省略して「こき置いちょる」と言う派も多い。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ|「どき/そき/あっき/こき」は場所を示す大分弁
- 「どき/そき/あっき/こき」=どこ/そこ/あそこ/ここ
- 短くてテンポがいい
- 指さし・視線と相性抜群
- 日常会話で欠かせない
かぼみの大分弁講座では、
身体感覚ごと残したい大分弁も
これからも一つずつ記録していきます。
