大分弁の「ねぶる」は、
物や食べ物をなめる動作を表す言葉です。
意味としては
「なめる」
にあたり、特に子どもや食事の場面など、日常の中で自然に使われる表現です。
この記事では、
- 大分弁「ねぶる」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「ねぶる」とは?
大分弁の ねぶる は、
「なめる」
「口でなぞるように味わう」
という意味で使われます。
- 主に:食べ物・指・皿
- 場面:食事中/子どもの行動/注意の場面
舐める動作そのものを指しますが、
少し行儀の悪さや子どもっぽさを含むこともあります。
「ねぶる」の意味【大分弁 → 標準語】
ねぶる=なめる
ニュアンスのポイント👇
- 舌でなぞる動作
- 無意識・癖として出やすい
- 注意や冗談の文脈で使われる
「皿ば、ねぶりあげちょるなぁ。」
=皿をなめるほど食べているね。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「飴ば、ずっとねぶりよる。」
=なめ続けている
「指、ねぶったらいかん。」
=指をなめたらダメ
「その皿、ねぶりあげちょるで。」
=きれいに食べきっている
シチュエーション別
- 家庭
- 「また指ねぶりよるん?」
=注意。
- 「また指ねぶりよるん?」
- 子ども
- 「何でも口に入れて、ねぶらんの。」
=しつけ。
- 「何でも口に入れて、ねぶらんの。」
- 日常
- 「無意識に唇ねぶりよった。」
=癖の描写。
- 「無意識に唇ねぶりよった。」
※ 食事の場面では、
「きれいに食べた」ニュアンスで使われることもあります。
標準語との違い
- 標準語:なめる
- 大分弁:ねぶる
標準語よりも
動作が具体的で、情景が浮かびやすい言い方です。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「ねぶる」は、
おばあちゃんの言葉って印象が強いんよね。
「ねぶりあげちょる」
って言われると、怒られちょるんか、
褒められちょるんか
ちょっと迷うやつ。

地域差
大分弁の「ねぶる」=なめるは、県内でもわりと広く通じるタイプで、特にばあちゃん世代・酒好きのおいちゃんがよく使う印象。
言い回しは「飴をねぶる」「皿をねぶりあげたごと食べる」みたいに“舐め尽くす”ニュアンスが強めで、派生で「ねぶり回す」(やたら舐める)や、ケガの時の「血ぃ出たらねぶっちょきよ」も。否定形は「ねぶんなんな」みたいに言う人もおるね。
豆知識:昔の「ねぶりクジ」**なんて呼び名もあって、言葉の古さも感じるっちゃ。
県外(延岡・山口)でも使う声あり。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
- かかじる(かきむしる)
- ぬたくる(塗りつける)
- たぶる(食べる)
まとめ
- 「ねぶる」=なめる
- 食事・子どもの行動でよく使う
- 行儀・癖・きれいに食べた表現にもなる
- 生活感がにじむ大分弁
かぼみの大分弁講座では、
暮らしの細かい動作まで伝わる大分弁も、
これからも一つずつ丁寧に残していきます。
