【大分弁】くれえとは?意味・使い方・例文まとめ|かぼみの大分弁講座

大分弁の「くれえ」は、
暗い ことを表す言葉です。

外が暗うなった時、部屋が薄暗い時、
夕方や夜の生活の中で自然に出てきやすい、大分らしい言い方です。

この記事では、

  • 大分弁「くれえ」の意味
  • 生活感のある使い方・例文
  • 標準語との違い
  • 地域差

をまとめて紹介します。

大分弁「くれえ」とは?

大分弁の くれえ は、

「暗い」
「光が少ない」

という意味で使われます。

  • 主に:外・部屋・道・空
  • 場面:夕方/夜/電気をつけていない時

明るさが足りん感じや、
見えにくい感じを、そのまま言える言葉です。


「くれえ」の意味【大分弁 → 標準語】

くれえ=暗い

ニュアンスのポイント

  • 外や部屋の暗さを表しやすい
  • 夕方以降の会話で出やすい
  • 見えにくさや薄暗さの実感がある

「もう外がくれえけん、気ぃつけて帰りよ。」
=もう外が暗いから、気をつけて帰ってね。


生活感のある例文【意味が分かる形】

「部屋がくれえけん、電気つけちょき。」
=部屋が暗いから、電気をつけておきなさい

「もう外がくれえなってきたなぁ。」
=もう外が暗くなってきたね

「この道、夜はくれえけん歩きにくい。」
=この道は夜は暗いから歩きにくい

シチュエーション別

  • 家庭
    • 「そんなくれえとこで本読んだらいけんで。」
      =そんな暗いところで本を読んだらだめだよ
  • 日常
    • 「夕方になると、台所がくれえなりやすいんよ。」
      =夕方になると、台所が暗くなりやすいんだよ
  • 外出
    • 「雨まで降って、いつもよりくれえわ。」
      =雨まで降って、いつもより暗いよ

※ 外だけやなく、
家の中の明るさにも自然に使いやすい言葉です。


標準語との違い

  • 標準語:暗い
  • 大分弁:くれえ

意味は同じですが、
「くれえ」は会話に入った時の生活感が強く、特に夕方や夜の空気と一緒に出やすい言い方です。
標準語の「暗い」よりも、実際にその場で感じちょる暗さがそのまま乗りやすいのが特徴です。


かぼみ目線の一言コラム

「くれえ」って、
ただ明るさが足りんだけやなくて、夕方の空気まで入っちょる気がするんよね。

外がくれえ、部屋がくれえ、
そう言うだけで、その時間帯の景色が浮かぶ。
暮らしの中の明るさを、そのまま言える言葉やなぁって思うんよ。


地域差

大分弁:地域差

大分弁の「くれえ」「暗い」の意味で、県内ではかなり広く通じる言葉っちゃ。

SNSのコメントでも「部屋がくれぇ」「外がくれえなった」「まっくれえど」みたいに、家の中でも外の暗さでも普通に使う声が多い。別の言い方としては「くろなった」「くろぉなりよる」もあり、日が暮れてきた時の言い方として地域や家で少し揺れるみたいやね。

反対語は「あかりぃ」。なので「この部屋くれぇけん、もっとあかるぅして」みたいに、明るい・暗いのセットで残っちょるのが面白いところ。さらに「まっくれえ」と言えば“真っ暗”の強調になり、「くぅりぃなりよる」みたいに音が伸びる地域・家庭もある。

豆知識として、「くれえ」は単に光が少ないだけじゃなく、雰囲気や気分にも使える言葉。

暗い部屋で本やゲームをしよる子どもに「くれぇなかで読むなえ」と言うような、家庭の注意言葉としても生きちょる。

生活の中に自然に残った、大分らしい温度感のある方言やね。

まだ把握できていない部分もあるので、分かり次第更新していきます。


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まとめ

  • 「くれえ」=暗い
  • 外や部屋の暗さを表す時に使う
  • 夕方や夜の生活の中で自然に出やすい
  • 地域や人によっては気分にも広がることがある

かぼみの大分弁講座では、
暮らしの中の光や時間帯までそのまま伝わる大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。


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