大分弁の「あかりい」は、
あかるい ことを表す言葉です。
部屋の明るさ、空の明るさ、夕方になってもまだ光が残っちょる感じなど、
日常の中の「明るさ」をやわらかく言える大分弁です。
この記事では、
- 大分弁「あかりい」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「あかりい」とは?

大分弁の あかりい は、
「あかるい」
「光がある」
という意味で使われます。
- 主に:部屋・空・時間帯の明るさ
- 場面:日常会話/天気の話/家の中の様子
ただ光量を説明するだけでなく、
暮らしの中で感じる明るさ をそのまま言う感じがある言葉です。
「あかりい」の意味【大分弁 → 標準語】
あかりい=あかるい
ニュアンスのポイント
- 部屋や空の明るさを表しやすい
- 光があって見やすい感じがある
- 生活の中で自然に出やすい
「この部屋、朝はあかりいなぁ。」
=この部屋は、朝は明るいね。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「この部屋、朝はあかりいなぁ。」
=この部屋は、朝は明るいね
「まだ外があかりいけん、もうちょっと動けるな。」
=まだ外が明るいから、もう少し動けるね
「電気つけんでも、今日はあかりいわ。」
=電気をつけなくても、今日は明るいよ
シチュエーション別
- 家庭
- 「窓開けたら、部屋がぐんとあかりいなった。」
=窓を開けたら、部屋がぐんと明るくなった
- 「窓開けたら、部屋がぐんとあかりいなった。」
- 仕事
- 「この作業場は朝があかりいけん、仕事しやすい。」
=この作業場は朝が明るいから、仕事しやすい
- 「この作業場は朝があかりいけん、仕事しやすい。」
- 日常
- 「もう19時やに、まだあかりいなぁ。」
=もう19時なのに、まだ明るいね
- 「もう19時やに、まだあかりいなぁ。」
※ 部屋にも空にも使いやすく、
“見たままの明るさ”をそのまま言える言葉です。
標準語との違い
- 標準語:あかるい
- 大分弁:あかりい
意味は同じですが、
「あかりい」は標準語の「あかるい」よりも、少しやわらかく、暮らしの会話にそのままなじむ響きがあります。
特に部屋や夕方の空の明るさなど、生活の中の実感に近い言い方です。
かぼみ目線の一言コラム
「あかりい」って、
ただ光があるってだけやなくて、ちょっと気持ちまで明るうなる感じがあるんよね。
部屋があかりい、空があかりい、
そういう言い方には、暮らしの安心感みたいなんが入っちょる気がする。
大分らしい、やさしい明るさの言葉やなぁって思うんよ。

地域差

大分弁の「あかりい」は「明るい」の意味で、県内ではかなり通じやすい言葉っちゃ。
コメントを見ると、部屋の電気、朝方の空、夕方の日の長さなど、光そのものに使う例が多い。「この部屋あかりぃけん、少し暗くせんと目がやらるる」とか、「日があかりぃうちに草刈りしちょこう」みたいに、暮らしの中で自然に出る感じやね。
地域差として面白いのは、日田では「あかりい」より「あけぇ」と言う声があったこと。「赤い」も「明るい」も「あけぇ」になるので、文脈で聞き分けるタイプらしい。一方、別府では「あかりぃ〜」を普通に使う声もあり、県内でも音の揺れが見える。反対語としては「くれえ/くぅれえ」が出ていて、「明るい・暗い」のセットで残っちょるのも大分らしいっちゃ。
豆知識として、「あかりい」は光だけでなく、人柄にも使える。「あん子は性格があかりぃ、いい子じゃなぁ」みたいに、明るくて感じがいい人を表すこともある。単なる明度の話から、空気や性格の印象まで広がる、やわらかい生活語やね。
まだ把握できていない部分もあるので、分かり次第更新していきます。
関連大分弁
- くれえ(暗い)
- ぬきい(温かい)
- きな・きいねぇ(黄色)
まとめ
- 「あかりい」=あかるい
- 部屋や空の明るさを表す時に使う
- 標準語よりやわらかく、生活の実感に近い
- 「くれえ」と対になる言い方として使われることもある
かぼみの大分弁講座では、
暮らしの中の光や空気までそのまま伝わる大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。
▶︎ 大分弁の一覧はこちら
