大分弁の「あくる」は、
「あける(開ける/空ける/明ける)」を表す言葉です。
日常生活でとてもよく使われる動詞で、
場面によって意味が変わります。
この記事では、
- 大分弁「あくる」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「あくる」とは?
大分弁の あくる は、
「開ける」
「空ける」
「明ける」
という意味で使われます。
- 戸や窓を開ける
- 席を空ける
- 夜が明ける
標準語の「あける」と同じ意味ですが、
発音が「あくる」に変わるのが特徴です。
「あくる」の意味【大分弁 → 標準語】
あくる=あける(開ける/空ける/明ける)
ニュアンスのポイント👇
- 生活の中で自然に出る言い方
- 年配世代に多い
- 子どもも使うことがある
「戸をあくるときは、気ぃつけんえ。」
=戸を開けるときは気をつけて。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「窓あくっちょいて?」
=窓を開けてくれない?
「ちょっと席あくるけん。」
=席を空けておくとき
「朝になって空があくる。」
=夜が明けた
シチュエーション別
- 家庭
- 「寒いけん、戸あくるな。」
=開けるな。
- 「寒いけん、戸あくるな。」
- 仕事
- 「会議室をあくるようにしちょって?」
=空ける
- 「会議室をあくるようにしちょって?」
- 日常
- 「夜があくるのが早なったな。」
=明ける。
- 「夜があくるのが早なったな。」
※ 「開ける」「空ける」「明ける」を
まとめて「あくる」で表します。
標準語との違い
- 標準語:あける
- 大分弁:あくる
母音が変化することで、
より柔らかく、素朴な響きになります。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「あくる」は、
家の中の匂いがする言葉やなぁと思う。
「戸あくって」って言われると、
昔の家の朝の空気が浮かぶんよね。

地域差
大分弁の「あくる」は標準語の「開ける/空ける」をまとめて言える便利語で、日田でも「あくる/あく」を普通に使うという声あり。
会話では「鍵あくるわ」「そこ通るけん、あくっちょいて」「戸をあくんの、かっせんかえ」みたいに、家の戸・窓・フタ・キャップまで全部いける“生活動詞”っちゃ。
県内の地域差は大きくは出にくいけど、世代差があって「ばあちゃんは言いよった」「今は言わん」派もおる。
豆知識は、イントネーション次第で「飽きる(あくる)」と混線することがある点で、文脈が命。対になる言葉として「しむる(閉める)」とセットで覚えると、大分の日常会話が一気に通じやすくなるよ。
まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ
- 「あくる」=あける
- 開ける/空ける/明けるの三つに使う
- 日常でよく使われる動詞
- 素朴で生活感のある響き
かぼみの大分弁講座では、
暮らしの中で自然に使われる大分弁も、
これからも一つずつ丁寧に残していきます。


