ばっぽ=おまんじゅう(臼杵あたりで聞くローカルフードことば)

祭りの屋台とか、直売所のレジ横とか。

「あ、ばっぽあるやん」

って言われた瞬間に、湯気の匂いと“あちぃ”って空気まで一緒に思い出すやつ。

食の呼び名

  • 呼び名:ばっぽ
  • 指すもの:おまんじゅう(蒸しまんじゅう/酒まんじゅう系も含むことがある)

臼杵方面で「蒸しまんじゅう」をばっぽって呼ぶ、というメモも残っています。
また農水省の郷土料理ページでは、県南地方で“ばっぽ”の名で伝わっている(あんなしの酒まんじゅう等)という説明が出ています。


使われた場面(思い出)

たとえば、ばあちゃんが蒸したてを出してきて
ばっぽ、あちいき気ぃつけち」みたいに言うやつ。

“おまんじゅう”って言うより、生活のテンポで出てくる呼び名なんよね。


呼び名の背景考察(由来っぽい話)

面白いのが語源の説で、地元メディア記事では

  • 臼杵の稲葉藩の方言
  • “蒸す”をポルトガル語の Vapor(ヴァポール)に結びつけた説

…みたいな話が紹介されています。
(こういう“外来語っぽい匂い”が混じるの、港町・城下町っぽさあって好き)


現在の使用・地域差

「ばっぽ」は県内でも通じ方に差があり、臼杵(野津含む)など県南で「酒まんじゅう/蒸しまんじゅう」を指す呼び名として残る一方、大分市内では「初めて聞いた」「使わん」声が多く、地域限定語の気配が強い。戸次では「ごぼまん」も「ばっぽ」と呼ぶ例があり、同じ“蒸しまんじゅう系”で呼称が広がった可能性。語源を臼杵の蒸し饅頭(vapor由来)とする説もある(諸説あり)。