大分弁の「どんこんならん」は、
どうにも手が付けられない状態を表す言葉です。
意味としては
「どうもこうもならない」/「手に負えない」
にあたり、努力や工夫ではもう立て直せん、という限界感が含まれます。
この記事では、
- 大分弁「どんこんならん」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「どんこんならん」とは?
大分弁の どんこんならん は、
「何をしても改善せん」
「もう打つ手がない」
という意味で使われる言葉です。
- 主に:状況・問題・事態
- 場面:仕事/家庭/トラブル時
単なる愚痴ではなく、
現実的な限界宣言として使われます。
「どんこんならん」の意味【大分弁 → 標準語】
どんこんならん=どうもこうもならない/手に負えない
ニュアンスのポイント👇
- 試したけど無理
- もう直らん
- 収拾がつかん
「何回やっても直らん。どんこんならんわ。」
は、
「何度やっても直らない。どうしようもない」という意味になります。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「この機械、もう古すぎてどんこんならん。」
=修理不能レベル
「話が通じんで、どんこんならんわ。」
=交渉不能
「雨が続いて、畑がどんこんならん。」
=状況が悪化
シチュエーション別
- 家庭
- 「片付けても追いつかん。どんこんならんわ。」
=手に負えない。
- 「片付けても追いつかん。どんこんならんわ。」
- 仕事
- 「この案件、条件が厳しすぎてどんこんならん。」
=現実的に無理。
- 「この案件、条件が厳しすぎてどんこんならん。」
- 人間関係
- 「何言っても聞かんけん、どんこんならん。」
=対処不能。
- 「何言っても聞かんけん、どんこんならん。」
👉 どの例文も
「どうにもならない」状態が
一読で分かる形です。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- どうしようもない/手に負えない
→ 状態説明 - どんこんならん
→ 試行錯誤の末の結論
大分では
「やれることはやった」
という含みを持たせて使われます。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「どんこんならん」は、
諦めやなく判断の言葉やと思っちょん。
投げ出したんやなくて、
見切りをつけた。それを一言で言えるのが
この言葉なんよね。

地域差
「どんこんならん(どうもこうもならない/手に負えない)」は県内で意味は共通だが、地域で言い方が割れる。
基本形は「どんこんならん」。強調すると「どーとんこーとんならん」など長くなる例も。別形として「どげもこげもならん/どげんごげんならん」を使う地域があり、竹田では「どげえもこげぇもならぁせん」の形が出るという声。
高田でも「どんこんならん」使用例あり。セットで「手はつかん(手がつけられない)」を併用する人もいるとのこと。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ|「どんこんならん」は限界を示す大分弁
- 「どんこんならん」=どうもこうもならない/手に負えない
- 試行錯誤の末に出る言葉
- 諦めではなく判断
- 日常でも仕事でも使われる
かぼみの大分弁講座では、
状況の深刻さまで伝わる大分弁も
これからも一つずつ丁寧に残していきます。
