大分弁の「ごてしん」は、
やるべきことをせず、だらだらしている人を指す言葉です。
意味としては
「怠け者」/「不精者」
にあたり、軽い呆れや注意の気持ちを込めて使われることが多い表現です。
この記事では、
- 大分弁「ごてしん」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「ごてしん」とは?
大分弁の ごてしん は、
「怠け者」
「やる気がなく、動かない人」
という意味で使われます。
- 主に:人の性格・行動の傾向
- 場面:家庭/職場/日常会話
強い悪口というより、
身内や近しい人に向けた小言・評し言葉として使われることが多いです。
「ごてしん」の意味【大分弁 → 標準語】
ごてしん=怠け者/不精者
ニュアンスのポイント👇
- 行動しないことへの不満
- 呆れ・注意寄り
- 口調で強さが変わる
「あいつ、ごてしんやなぁ。」
は、
「あの人、怠け者だね。」という意味になります。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「また寝ちょるん?ごてしんやな。」
=怠けてばかりいる
「やらんでゴロゴロしちょるけん、ごてしん言われるんよ。」
=不精だと言われる理由
「ごてしんやけん、いつも後回しにする。」
=やるべきことをしない
シチュエーション別
- 家庭
- 「手伝いもせんで、ごてしんやな。」
=軽い小言。
- 「手伝いもせんで、ごてしんやな。」
- 仕事
- 「段取りせんのは、ごてしん言われても仕方ない。」
=評価。
- 「段取りせんのは、ごてしん言われても仕方ない。」
- 日常
- 「休みの日はごてしんになるわ。」
=自虐。
- 「休みの日はごてしんになるわ。」
※ 親しい間柄で使うのが前提の言葉です。
標準語との違い
- 標準語:怠け者/不精
- 大分弁:ごてしん
標準語よりも、
生活の様子が目に浮かぶ言い方になります。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「ごてしん」は、
怒るほどじゃないけど、言いたくなる言葉やと思っちょん。
本気で怒るなら別。
「ごてしん」って、
まだ期待が残っちょる証拠なんよね。

地域差
大分弁の「ごてしん」は、やるべき事をせんでダラダラする 怠け者/不精者 のこと。
中部〜南部で使われよった(今は減りよる)雰囲気があり、県北(高田)では「初耳」「使う?」の声も。県北は同じ意味で 「ずうしん」 を使う地域があるらしく、同義語が地域で分かれるのが面白いとこ。
SNSコメント欄では強調形で 「ずぅごてしん」(=かなりのごてしん)も出てきた。
若い世代では、使われなくなっている傾向が強い。
豆知識:語源は確定じゃないけど、このような説があります。
・「五体死に」説 →
五体が死んだように動かない様子
・「御大身(ごたいしん)」説 →
身分の高い人が自分で動かない様子から転じた
※どちらも断定はされていない
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ
- 「ごてしん」=怠け者/不精者
- やるべきことをしない人への言葉
- 呆れ・注意のニュアンス
- 親しい関係で使われる
かぼみの大分弁講座では、
性格や行動が見える大分弁も
これからも一つずつ丁寧に残していきます。
