大分弁の「ほらみよ、そー」「ほれみよ、そー」は、
相手に対して**「ほら、見てみなさい」**と促す時に使う言葉です。
何かを見せたい時だけでなく、
「言った通りやろ」という気持ちを込めて使われることもある、会話の温度が出やすい大分弁です。
この記事では、
- 大分弁「ほらみよ、そー/ほれみよ、そー」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「ほらみよ、そー/ほれみよ、そー」とは?

大分弁の ほらみよ、そー/ほれみよ、そー は、
「ほら、見てみなさい」
「ほら、言った通りやろ」
という意味で使われます。
- 主に:呼びかけ・確認・軽い注意
- 場面:家庭/日常会話/言った通りになった時
単に「見て」ではなく、
相手に気づかせる感じやちょっとした得意げさがにじむ言葉です。
「ほらみよ、そー/ほれみよ、そー」の意味【大分弁 → 標準語】
ほらみよ、そー/ほれみよ、そー=ほら、みてみなさい
ニュアンスのポイント
- 相手に注目させる
- 確認させる感じがある
- 「だから言ったやろ」に近い使い方もある
「ほらみよ、そー。やっぱり雨降ったろ。」
=ほら、見てみなさい。やっぱり雨が降ったでしょう。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「ほらみよ、そー。あの花、咲いちょるで。」
=ほら、見てみなさい。あの花が咲いているよ
「ほれみよ、そー。言うた通りになったやろ。」
=ほら、見てみなさい。言った通りになったでしょう
「ほらみよ、そー。あんたが置いちょったとこにあるやん。」
=ほら、見てみなさい。あなたが置いていた所にあるじゃない
シチュエーション別
- 家庭
- 「ほれみよ、そー。片付けんけん無くしたんやろ。」
=ほら、見てみなさい。片付けないから無くしたんでしょう
- 「ほれみよ、そー。片付けんけん無くしたんやろ。」
- 子どもとの会話
- 「ほらみよ、そー。転ぶけん言うたやろ。」
=ほら、見てみなさい。転ぶって言ったでしょう
- 「ほらみよ、そー。転ぶけん言うたやろ。」
- 日常
- 「ほれみよ、そー。あそこに猫がおる。」
=ほら、見てみなさい。あそこに猫がいる
- 「ほれみよ、そー。あそこに猫がおる。」
※ 何かを“見せる”だけでなく、
“やっぱりそうやったやろ”という気持ちが入る時にもよく使われます。
標準語との違い
- 標準語:ほら、見てみなさい
- 大分弁:ほらみよ、そー/ほれみよ、そー
標準語よりも、
大分弁の方が会話の勢いと感情の乗り方が強く出ます。
特に、ちょっと得意げに言う時や、軽くたしなめる時の空気まで一緒に伝わるのが特徴です。
かぼみ目線の一言コラム
「ほらみよ、そー」って、
見せたい気持ちと、言いたい気持ちが一緒に出る言葉なんよね。
ただ「見て」って言うより、
“ほら、やっぱりそうやろ”が入っちょる。
そのちょっとした得意げさが、なんか大分っぽいなぁって思うんよ。

地域差

大分で「ほらみよ、そー/ほれみよそー」は、「ほら、見てみなさい」「言うた通りやろ」の“たしなめ+軽いドヤ”が混ざった言い方っちゃ。
SNSコメントを見ると、県内で広く通じる一方、
・ほぉーらみよ/ほぉーれみよ
・ほらみー
・ほらみちみー
・ほら、みよ
・ほら、みてん
・ほら、見ちみょ〜
などバリエーションも豊富で、また「そー」がつくか、つかないかで後半がかなり揺れるみたい。
定番は「ほれみよそー、言わんこっちゃねぇ」「人ん言うこと聞かんけんじゃ」がセット。
豆知識として、この表現は注意が当たった時や失敗後の小言に強く、家庭の会話で残りやすいタイプ。最後の「そー」は、見てみなさいの余韻というより“ほらな”の決め台詞に近いんよ。
大分県内で多少の地域差・年齢による利用の差はありますが、同じように「ほらみよ、そー/ほれみよ、そー(ほら、みてみなさい)」で使われます。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ
- 「ほらみよ、そー/ほれみよ、そー」=ほら、みてみなさい
- 相手に気づかせたい時によく使う
- 「言った通りやろ」の気持ちが入ることもある
- 「ほらみよ」「ほれみよ」で言い方に揺れがある
かぼみの大分弁講座では、
会話の勢いや気持ちまでそのまま伝わる大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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