大分弁の「こしい」は、
不公平さや納得いかん気持ちを表すときに使われる言葉です。
意味としては
「ずるい」
にあたり、怒りよりも**「それはおかしくない?」という感覚**が前に出ます。
この記事では、
- 大分弁「こしい」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「こしい」とは?
大分弁の こしい は、
「ずるい」
「不公平だ」
という意味で使われる言葉です。
- 主に:人の行動・扱い
- 場面:日常/遊び/人間関係
強く責めるというより、
納得いかん気持ちをそのまま出す表現です。
「こしい」の意味【大分弁 → 標準語】
こしい=ずるい
ニュアンスのポイント👇
- 自分だけ得している
- 不公平
- もやっとする
「自分だけ先に食べたん?こしいわ〜」
は、
「自分だけ先に食べたの?ずるいなぁ」という意味になります。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「それはこしいわ。」
=不公平だと感じている
「なんであの人だけ?こしいなぁ。」
=納得いかない気持ち
「先に帰るん?それ、こしいわ。」
=自分だけ抜けるのはずるい
シチュエーション別
- 家庭
- 「兄ちゃんだけ多いんは、こしい。」
=扱いの差。
- 「兄ちゃんだけ多いんは、こしい。」
- 友だち
- 「内緒で行ったん?こしいわ。」
=仲間外れ感。
- 「内緒で行ったん?こしいわ。」
- 仕事
- 「仕事の割り振り、それはこしいな。」
=不公平感。
- 「仕事の割り振り、それはこしいな。」
👉 どの例文も
「ずるい」の意味が一読で分かる形です。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- ずるい
→ 強め・直接 - こしい
→ 感情寄り・やや柔らかい
大分では
怒りよりも
「納得いかん」気持ちを表します。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「こしい」は、
怒る一歩手前の言葉やと思っちょん。
本気で怒っちょるなら
別の言葉になる。「こしい」は、
まだ笑って言えるラインなんよね。

地域差
「こしい」は県内で「ずるい/不公平」系が基本だが、日田では「ケチ・せこい/貧乏くさい」寄りで使うという声もある。子どもの取り合いから大人のチクリ・駆け引きまで幅広く出る。言い方は「こしきい(こしきぃ)」派が多く、こちらは“ずる賢い”のニュアンスが強めになりやすい。発音は「こーしー」など揺れ、臼杵などで「ずりきい」も聞くが少数で強調・冗談め。由来は「こすい(狡い)」が転じた形とされる。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
- ずりぃわ(ずるいよ)
- ばけする(馬鹿にする)
- こしきい(ずるい)
まとめ|「こしい」は不公平を感じたときの大分弁
- 「こしい」=ずるい
- 怒りより納得いかん気持ち
- 日常の軽い不満で使う
- 生活感のある表現
かぼみの大分弁講座では、
感情のグラデーションが見える大分弁も
これからも一つずつ残していきます。
