なんち?とは?意味・場面別の使い方を解説【大分弁】

子どもから大人まで、日常会話で頻繁に使われるのが「なんち?」。
相手の言ったことをもう一度聞き返す言葉です。

なんち?の意味

なんち?=なんて言った?/なんと言うの?

相手の発言を確認したり、聞き返すときに使う。

例文(生活感)

「え?なんち?聞こえんかった!」

「いまなんち言ったん?」

「なんちゅう名前?」(名前を尋ねるとき)

※ 子ども同士の会話で特に多い。

地域差

基本:なんて?/なんと言った?

南部:超日常語、ツッコミにも使う

大分市・別府:軽い聞き返し

北部:使用頻度やや低め

竹田:意味が広い(どうした?系にも)

関連大分弁

  • おるん?(いるの?)
  • おらんで(いないよ)

まとめ

なんち?は、会話で最も自然に使われる大分弁のひとつ。
丁寧ではないが柔らかく、距離の近い表現として親しまれています。