大分弁の「ぬたくる」は、
勢いよく塗りつけたり、あちこちに広げて付ける動作を表す言葉です。
意味としては
「塗りつける」
にあたり、きれいに塗るというより、雑に・べったりというニュアンスを含みます。
この記事では、
- 大分弁「ぬたくる」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「ぬたくる」とは?
大分弁の ぬたくる は、
「塗りつける」
「べたべた付ける」
という意味で使われます。
- 主に:絵の具・泥・食べ物・薬
- 場面:汚れる場面/子どもの行動/注意・叱り
丁寧さはなく、
量が多い・動きが大きい感じが出るのが特徴です。
「ぬたくる」の意味【大分弁 → 標準語】
ぬたくる=塗りつける
ニュアンスのポイント👇
- べったり
- 雑・勢いがある
- 後片付けが大変そう
「服に絵の具ば、ぬたくっちょるやん。」
=服に絵の具を塗りつけているじゃない。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「子どもが壁に泥ば、ぬたくっちょる。」
=泥を塗りつけている
「そんなにソースぬたくったら、落ちんで。」
=たくさん塗りつけたら落ちない
「薬、そんなにぬったくらんでええ。」
=塗りすぎないで
シチュエーション別
- 家庭
- 「手ぇ洗わんで、あちこちぬたくるな。」
=注意。
- 「手ぇ洗わんで、あちこちぬたくるな。」
- 子ども
- 「顔までぬたくっちょるやん。」
=呆れ。
- 「顔までぬたくっちょるやん。」
- 日常
- 「作業中に油ば、服にぬたくった。」
=状況説明。
- 「作業中に油ば、服にぬたくった。」
※ 汚れや量の多さを強調したいときに使われます。
標準語との違い
- 標準語:塗りつける
- 大分弁:ぬたくる
標準語よりも
動作の荒さ・結果の汚さが伝わりやすい表現です。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「ぬたくる」は、
後片付けまで想像させる言葉やと思っちょん。
「塗った」やなくて
「ぬたくった」って言われると、あー…これは大変やな、
って一瞬で分かるんよね。

地域差
大分弁の「ぬたくる」は、標準語の「塗りつける/ベタベタ塗る」に近い言葉っちゃ。
県内では意味はだいたい共通で、化粧・クリーム・泥・ペンキみたいに“量が多くて雑に広がる”感じの時に出やすい。
例:「そげん泥んぬたくりな!」「日焼け止め、ようけぬたくっちょん」。コメントにもある通り、言い方は地域や家で揺れて、「塗ったくる(ぬたくる系)」が自然に出る人もおるし、別の言い回しで「塗りたくじる」って言う家もあるみたいやね。
豆知識としては、「丁寧に塗る」じゃなくて“べったり・やりすぎ”寄りのニュアンス。相手に言うと軽いツッコミになるけん、言い方の温度感がポイントっちゃ。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ
- 「ぬたくる」=塗りつける
- べったり・雑な動作を表す
- 汚れや量の多さを強調
- 生活感が強い大分弁
かぼみの大分弁講座では、
動作の様子が一瞬で伝わる大分弁も、
これからも一つずつ丁寧に残していきます。
