【大分の記憶】昔、学校の先生がよう言いよった口ぐせって何かある?

「しゃあしい」「どおくっちょんなぁ」…大分の学校に残る先生ことばの記憶

昔の学校の先生って、授業の内容よりも
「またそれ言いよる〜」
っていう口ぐせの方が印象に残っちょったりするよなぁ。

しかもその口ぐせって、

  • 大分弁そのままの先生ことば
  • 地域っぽさがにじむ言い方
  • 先生本人のクセが強すぎるフレーズ
  • 今やとちょっと言えんような叱り文句

まであって、思い出すとかなり面白い。

今回は、そんな昔の先生がよう言いよった口ぐせをもとに、
大分の学校にあった“先生ことば”の空気を整理してみます。

1)まず多かったのは「注意・叱り」の口ぐせ

やっぱり印象に残りやすいのは、先生が生徒を注意する時の言い方

今回も、

  • どおくっちょんなぁ〜
  • しゃあしい
  • とぼくんなよ〜
  • くらわすぞ
  • 廊下に立つっちょれ
  • こん、がさごどもかぁ!!
  • またお前か
  • わるがねんじようが、はようかえらんか

みたいに、怒り・あきれ・注意のことばがかなり出てきました。

今見ると強めやけど、当時はそれが普通やったんよなぁ…という空気も含めて、
いかにも「学校の先生のことば」って感じがします。


2)大分弁っぽさが強いのは「しゃあしい」「どおくっちょんなぁ」

今回の中でも特に“大分っぽい”感じが強かったのが、このあたり。

しゃあしい

「うるさい」「やかましい」「めんどくさい」寄りの意味で、
先生が生徒に向かって言うと一気に教室の空気が出る言葉。

  • 「しゃあしいの〜」
  • 「またお前か、しゃあしい」

みたいな使い方が浮かぶ。

どおくっちょんなぁ

これは、ただ怒るというより
“何しよるんか”+“ふざけるな”+“あきれ”
が混ざった感じ。

普通の標準語より、
先生の感情がそのまま出る言い方やね。


3)「ここテストに出すけんなぁ」は全国共通っぽいのに、ちゃんと大分っぽい

先生の口ぐせとしては定番の

  • ここテストに出すけんなぁ
  • よぉきいちょけよー
  • これが分かった者、5点やる

みたいな“授業中の決まり文句”も出てきました。

内容自体は全国の学校でもありそうやけど、
語尾が

  • 〜けんなぁ
  • 〜きいちょけよー

になるだけで、急に教室の場所が大分になるのが面白いところです。


4)意味より“言い方”が残る先生もおる

口ぐせって、意味よりも言い方そのものが残る先生も多いんよね。

たとえば、

  • 相槌がずっと「じゃ〜じゃ〜」
  • 何でも語尾に「ね」をつける
  • だからあだ名が「ねっぺ」
  • 「はい、注目ー」のポーズまで含めて記憶に残る

みたいに、内容よりしゃべり方そのものがキャラになっていた先生も多かったようです。

こういう先生って、授業の中身より先に思い出されるんよなぁ。


5)今だとかなり強いけど、昔は普通やった叱り文句

今回かなり時代を感じたのがこのへんです。

  • 我クソボケ、うたるんぞ〜
  • くらわすぞ
  • 廊下に立つっちょれ
  • 女は女らしく

今やとかなりアウト寄りの言い方も、
当時は**“先生が強い時代”の普通の空気**として残っていたことが分かります。

もちろん全部が良かったとは言えんけど、
「昔の学校ってそうやったよなぁ…」
という時代感をそのまま背負ってる言葉でもあります。


6)先生のことばは、その地域の方言も運んでいた

面白いのは、先生の口ぐせって
その先生の出身地のことばも混ざること。

たとえば、

  • 熊本出身の先生の「しゃんな〜」
  • 国東出身の先生の「じゃ〜じゃ〜」
  • 科学の先生が教えてくれた「よだきぃは余はたいぎであるから」
  • 日田の校長先生の「あごがもぐるほど美味しい」

など、先生の言葉を通して
子どもたちは地域差のある日本語に触れていたんよね。

学校の先生って、授業だけじゃなく、
方言や言い回しまで教室に持ち込む存在やったんやなと思います。


7)今でも覚えてるのは、言葉そのものより“先生の姿”かもしれん

今回のコメントを見ていて強く感じたのは、
口ぐせを思い出す時って、実はその言葉だけやなくて

  • 黒板に「眠りよん」って書く姿
  • 腕時計を叩きながら「時間がないがねぇー」って言う姿
  • レインメーカーみたいなポーズで「はい、注目ー」ってやる姿
  • 朝礼で毎年同じことを言う校長先生

みたいに、先生の動きごと記憶に残っちょること。

だから「口ぐせ」は単なる言葉じゃなくて、
その先生そのものの記憶なんよね。


まとめ

昔の学校の先生がよう言いよった口ぐせには、

  • しゃあしい
  • どおくっちょんなぁ
  • とぼくんなよ
  • くらわすぞ
  • ここテストに出すけんなぁ
  • よぉきいちょけよー

みたいな、大分弁らしい言い方もあれば、

  • じゃ〜じゃ〜
  • 眠りよん
  • ねっぺ
  • はい、注目ー

みたいな、先生本人のクセがそのまま残っているものもありました。

そしてそこには、
地域の言葉、学校の空気、その時代の先生の強さや面白さまで全部入っちょる。

「またそれ言いよる〜」と思いよった言葉が、
何年たってもちゃんと残っちょるのは、
それだけ先生のことばが教室の風景そのものやったからかもしれんね。


※この記事は、SNSで集まった「昔、学校の先生がよう言いよった口ぐせ」に関する声をもとに整理したものです。


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