大分弁の「おるかぇー!」は、
相手がその場にいるかどうかを確かめるときに使われる呼びかけです。
意味としては
「いますか?」
にあたり、丁寧さよりも距離の近さ・生活感が前に出る表現です。
この記事では、
- 大分弁「おるかぇー!」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「おるかぇー!」とは?
大分弁の おるかぇー! は、
「(中に)いますか?」
「在宅ですか?」
という意味で使われる言葉です。
- 主に:訪問時・呼びかけ
- 場面:ご近所/親戚/知り合いの家
玄関を開ける前や、
姿が見えん相手に声をかけるときの定番です。
「おるかぇー!」の意味【大分弁 → 標準語】
おるかぇー!=いますか?
ニュアンスのポイント👇
- 在宅確認
- 親しい間柄
- 大きめの声
「ばあちゃん、おるかぇー!」
は、
「おばあちゃん、いますか?」という意味になります。
※ 呼び鈴代わりに使われることも多いです。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「こんにちはー。おるかぇー!」
=中に人がいるか確認している
「○○ちゃん、おるかぇー!」
=本人がいるかを呼びかけ
「誰かおるかぇー?」
=在宅確認
シチュエーション別
- ご近所
- 「戸を開けて、『おるかぇー!』ち声かける。」
=昔ながらの訪ね方。
- 「戸を開けて、『おるかぇー!』ち声かける。」
- 親戚
- 「実家行ったら、まず『おるかぇー!』。」
=定番の第一声。
- 「実家行ったら、まず『おるかぇー!』。」
- 田舎あるある
- 「玄関使わんで、縁側から『おるかぇー!』。」
=生活感。
- 「玄関使わんで、縁側から『おるかぇー!』。」
👉 どの例文も
「いますか?」の意味が一読で分かる形です。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- いますか?
→ 丁寧・形式的 - おるかぇー!
→ 口語的・距離が近い
大分では
呼び鈴より声、
声より関係性が優先される場面で使われます。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「おるかぇー!」は、
「入ってええ?」の前段やと思っちょん。
返事があったら入る、
なかったら帰る。それだけの
シンプルな合図なんよね。

地域差
「おるかぇー!(いますか?)」は県内で広く通じ、意味の大きな地域差は見えにくい一方、言い方の揺れが地域・世代で出ます。
SNSコメントでは日田は「おるかい?」、ほかに「おっちょんかえ/おっちょん?」「おるんな?(おらんのな?)」「おんのなー」などが併存。_
昔は玄関より縁側で「こんにちは」代わりに呼びかける用法が多く、年配・身内向けで使い、若い世代は短く「おる?」に寄りやすい。県外(別府出身の祖母由来)に持ち出される例もあり、移動による混在も起きそう。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
- おるん?(いるの?)
- おらんで(いないよ)
- なんしちょんの?(何をしているの?)
まとめ|「おるかぇー!」は在宅を確かめる大分弁
- 「おるかぇー!」=いますか?
- 訪問時の呼びかけ
- 距離の近い言い方
- 生活感がにじむ表現
かぼみの大分弁講座では、
暮らしの動線が見える大分弁も
これからも一つずつ残していきます。
