大分弁の「いる?」って、意外と奥が深いんよなぁ。
「おるんな?」だけじゃなくて、おる/おん/おっちょる…って枝分かれして、語尾ひとつで距離感まで変わる。
この記事では、“いますか?”“いません”“いるよ”を中心に、日常で使いやすい大分弁の会話バリエーションをまとめました。
「いる?」の聞き方バリエーション(いますか?)

1)いちばんニュートラル:おる系
いちばん広く通じやすくて、日常会話で使いやすいのがこれ。
- おる?(いる?)
- おるん?(いるん?)
- おるかい?(いる? ※ちょい柔らかい/年配っぽさも)
- おるんな?(いる? ※軽く様子見、距離感ちょうどいい)
例
- 「今日、家おるん?」
- 「明日おるんな?」
2)家・身内っぽい:おん系
「おる」と近いけど、“家にいる?”感が強くて、地域っぽさも出やすい。
- おんの?
- おんのな?
- おんのかえ?
※「おんのかえ?」は、言い方によってからかい・小バカにした感じが乗ることもあるので、使う相手は選ぶと安全。
例
- 「今、家おんの?」
- 「まだおんのな?」
3)方言感強め:おっちょる系
「おる」より、**そこに“居る感”**が出るタイプ。口語のノリが強い。
- おっちょんの?
- おっちょるな?
例
- 「もう家おっちょんの?」
- 「今日おっちょるな?」
「いるよ」の返しバリエーション
聞き方よりも、返しが大分っぽくなるポイント。
1)短く即答:いんよ/おる
- いんよ!(いるよ!)
- おるでー!(いるよ)
- おるよ〜(柔らかい)
例
- A「おるんな?」
B「いんよ!」
2)方言ど真ん中:おっちょん(で)
- おっちょんで〜(いるよ)
- おっちょるよ(いるよ)
“在宅感・生活感”が強くて、言うだけで大分っぽい。
例
- A「今おっちょんの?」
B「おっちょんで〜」
「いない」の返しバリエーション

1)不在の即答:おらん
- おらん!(いない)
- おらんで!(いないよ ※ちょい説明っぽい)
例
- A「家おる?」
B「おらんで! いま外やわ」
ここが大分っぽい:会話の“セット”表現
大分の「いる?」は、返事だけじゃ終わらんことが多い。
返したあと、自然にこれが続く。
よく続く一言
- どげえしたん?(どうしたん?)
- なんしに来たんな?(何しに来たん?)
- なんし来るんかえ(なんで来るん?/何しに来るん?)
例(大分あるあるの流れ)
- A「おるんな?」
B「おるでー!どげえしたん?」
使い分けのコツ(迷ったらこれ)
- 誰にでも無難:おる?/おるん?
- やわらかく様子見:おるんな?
- より家・地元感:おんの?
- 方言感を出す:おっちょんの?
- 返し(いる):いんよ!/おっちょんで〜
- 返し(いない):おらん!/おらんで!
まとめ
「いる?」は単語1個じゃなくて、
おる/おん/おっちょるの土台に、語尾や言い方が乗ってバリエーションになっちょる感じ。
普段の会話では「おる?」で十分やけど、
距離感をちょい柔らかくしたい時は「おるんな?」、
地元感を出したい時は「おんの?」や「おっちょんの?」がハマる。
※この記事のバリエーション例は、投稿に寄せられたSNSコメント内容も参考にして整理しました。



