大分弁の「おとこし」「おなごし」は、
「男の人」「女の人」を表す言葉です。
少し昔ながらの響きを持つ言い方で、
年配世代の会話でよく聞かれます。
この記事では、
- 大分弁「おとこし/おなごし」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「おとこし/おなごし」とは?
大分弁の おとこし/おなごし は、
「男の人」
「女の人」
という意味で使われます。
- おとこし=男性
- おなごし=女性
「〜し」という語尾が付くのが特徴です。
地域や年代・家庭、またニュアンスの違いで「おとこんし」「おなごんし」と言ったりもします。
「おとこし/おなごし」の意味【大分弁 → 標準語】
おとこし=男の人
おなごし=女の人
ニュアンスのポイント👇
- 昔ながらの言い回し
- どこか素朴
- やや年配寄りの表現
「あのおとこしは誰な?」
=あの男の人は誰?
生活感のある例文【意味が分かる形】
「あのおなごし、知っちょる?」
=あの女の人知ってる?
「若いおとこしが来よった。」
=若い男の人が来ていた
「おなごしはどこ行った?」
=女の人はどこへ行った?
シチュエーション別
- 近所の会話
- 「さっき来よったおとこしな。」
=人物説明。
- 「さっき来よったおとこしな。」
- 昔話
- 「昔はおなごしは家を守りよった。」
=歴史的文脈。
- 「昔はおなごしは家を守りよった。」
- 家庭
- 「あの人はおとこしやろ。」
=確認。
- 「あの人はおとこしやろ。」
※ 現代では使用頻度はやや減っています。
標準語との違い
- 標準語:男の人/女の人
- 大分弁:おとこし/おなごし
語尾の「し」が付くことで、
柔らかく、昔語りのような響きになります。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「おなごし」は、
ちょっと時代劇みたいな響きがある。
今はあまり聞かんけど、
じいちゃん世代の会話では
まだ出てくることもあるんよね。

地域差
「おとこし/おなごし」は「男の人/女の人」やけど、県内では言い方がけっこう揺れるみたいやね。コメントでは「おとこんし/おなごんし」「おとこんし/おんなんし」が多く、山香・竹田でも“〜んし”が出る一方、大分市では「知っちょるけど最近聞かん」声もあり、年配寄りに残りやすい印象。
日田は少し特殊で、単なる男女というより「下働きの男手・女手」みたいに“役割”として使う例がある(法事や親戚の集まりで「おとこしは運んで」「おなごしは客しよって」など)。
豆知識:「し」は「人」を縮めた感覚で、「あんし/こんし」みたいに人物を指す言い方にも繋がるのが大分らしさっちゃ。また、県内では「地域+んし(例:おいたんし)」という使い方もあるっちゃ。
まだ把握できていない地域差もあるため、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ
- 「おとこし/おなごし」=男の人/女の人
- 昔ながらの言い方
- 年配世代でよく使われる
- 素朴で柔らかい響き
かぼみの大分弁講座では、
昔の言い回しが残る大分弁も、
これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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