大分弁の「知らんで」は、
自分は関与していない・責任は負わないという距離感を示すときに使われる言葉です。
意味としては
「知らないよ」/「知らんけんね」
にあたり、注意・念押し・軽い突き放しまで、文脈で幅を持って使われます。
この記事では、
- 大分弁「知らんで」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「知らんで」とは?
大分弁の 知らんで は、
「私は知らない」
「あとでどうなっても関知しない」
という意味合いで使われる言葉です。
- 主に:注意・念押し・自己防衛
- 場面:忠告/軽い警告/会話の締め
強く突き放すというより、
事前に一線を引いておくニュアンスが特徴です。
「知らんで」の意味【大分弁 → 標準語】
知らんで=知らないよ/知らんけんね
ニュアンスのポイント👇
- 事前の注意
- 責任の所在を明確にする
- 口調で強さが変わる
「遅れても、知らんで。」
は、
「遅れても私は知らないよ」「責任取らないよ」という意味になります。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「そげんしよったら、あとで知らんで。」
=あとでどうなっても知らないよ
「言うたけど、もう知らんで。」
=これ以上は関わらない
「雨降るらしいけど、行くなら知らんで。」
=注意はしたよ、の意味
シチュエーション別
- 家庭
- 「宿題せんでも、先生に怒られても知らんで。」
=事前の忠告。
- 「宿題せんでも、先生に怒られても知らんで。」
- 仕事
- 「期限過ぎたら、もう知らんで。」
=念押し。
- 「期限過ぎたら、もう知らんで。」
- 日常
- 「夜更かししても、朝きついのは知らんで。」
=軽い突き放し。
- 「夜更かししても、朝きついのは知らんで。」
※ 文末につけることで、
注意+距離感を同時に伝えます。
標準語との違い
- 標準語:知らないよ/関知しない
- 大分弁:知らんで
標準語よりも短く、
会話の流れの中でサッと境界線を引ける表現です。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「知らんで」は、
怒る前の最終ラインやと思っちょん。
本気で怒る前に、
一回これが出る。それでも続いたら…
あとはほんとに知らんで、やね。

地域差
大分県内で多少の地域差・年齢による利用の差はありますが、
同じように「知らんで(知らないよ/知らんけんね)」で使われます。
会話では
- 「知らんけん」
- 「知らんちゃ」
のように言い換えられることもあり、
語尾の強さでニュアンスが変わります。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ
- 「知らんで」=知らないよ/知らんけんね
- 注意・念押しに使う
- 距離感を保つ言い方
- 文末につけて効く大分弁
かぼみの大分弁講座では、
人との距離が見える大分弁も
これからも一つずつ丁寧に残していきます。
