【大分弁】すかんとは？意味・使い方・例文まとめ｜かぼみの大分弁講座

大分弁の「すかん」は、
強すぎない“嫌い”の気持ちを表す言葉です。

意味としては 「好きじゃない」「あまり好みじゃない」 に近く、
相手を否定しすぎずに本音を伝えられる、やわらかい表現として使われます。

この記事では、

をまとめて紹介します。

大分弁「好かん（すかん）」とは？

大分弁の 好かん（すかん） は、

「好きじゃない」／「あまり好みではない」
という意味で使われる言葉です。

「嫌い！」ほど強くなく、
距離を保ちながら本音を伝えるための表現です。

好かん（すかん）＝好きじゃない／あまり好みじゃない

ニュアンスの特徴👇

「それ、好かんわ」と言われたら、
「その人の好みじゃなかった」くらいの受け取り方でOKです。

「その味、どうも好かんのよな。」

「ホラー映画は好かん。」

「あの言い方、ちょっと好かんかったな。」

※ 感情をぶつける言葉ではなく、静かな意思表示。

大分弁の「好かん（すかん）」は、標準語の「好きではない」「嫌いだ」という意味で、県内全域で広く使われます。

地域差としては、単に「嫌い」だけでなく、「気に入らない」「良くない」といった幅広い否定の意味を持つ点が特徴です。例えば、別府・大分市周辺では「あの服、好かん（あの服は趣味じゃない）」と好みを表現するのに使われます。

一方、特に年配の方々の間では、単に「嫌い」というよりも、相手への否定的な感情を強く表す場合もあります。