【大分弁】よだきいとは?意味・使い方・例文まとめ|かぼみの大分弁講座

大分弁の「よだきい」は、めんどくさい/気が進まないという意味です。

家事や仕事、外出の準備など、「せんといけんのは分かっちょるけど、したくねえなぁ」という時に出やすい、大分ではかなり生活感のある言葉です。

この記事では、

  • 大分弁「よだきい」の意味
  • 生活感のある使い方・例文
  • 標準語との違い
  • 地域差

をまとめて紹介します。

大分弁「よだきい」とは?

大分弁の「よだきい」は、

「めんどくさい」
「気が進まない」
「するのがおっくう」

という意味で使われます。

  • 主に:家事・仕事・外出・片付け・人付き合い
  • 場面:やらなければならないけど、動く気にならない時

たとえば、

「風呂入るんがよだきい」
「晩ごはん作るんがよだきい」

のように、日常のちょっとした面倒くささに自然に使われます。


「よだきい」の意味【大分弁 → 標準語】

よだきい=めんどくさい/おっくうだ/気が進まない

ニュアンスのポイント

  • やる必要は分かっているけど、やりたくない
  • 体を動かすのがおっくう
  • 手間がかかりそうで気が進まない
  • 軽いぼやきから、かなり強い「めんどくさい」まで使える
  • 「しんけんよだきい」のように強めることもある

「風呂入るんがよだきいわ〜。」
=お風呂に入るのがめんどくさいよ。


生活感のある例文【意味が分かる形】

「晩ごはん作るんがよだきい〜。」
=晩ごはんを作るのがめんどくさい

「出かける準備がよだきいわ。」
=出かける準備をするのがおっくうだ

「今日は仕事行くんがしんけんよだきい。」
=今日は仕事に行くのがすごくめんどくさい

シチュエーション別

  • 夕食の用意

「仕事から帰って、これから夕食の用意……よだきいなぁ。」
=仕事から帰って、これから夕食を作るのはめんどくさいなあ

  • 草取り

「暑い中、草むしりするんはよだきいわ〜。」
=暑い中、草むしりをするのはめんどくさいよ

「朝起きるんが、しんけんよだきい。」
=朝起きるのが、本当におっくうだ

  • 外出

「買い物行かんといけんけど、外出るんがよだきい。」
=買い物に行かないといけないけど、外へ出るのがめんどくさい

プロジェクト内のコメントでも、「夕食の用意に…」という声をはじめ、仕事・草刈り・地区作業・墓掃除・長距離運転・朝起きること・ウォーキングなど、いろんな日常場面で「よだきい」が出てきました。


標準語との違い

  • 標準語:めんどくさい/おっくう
  • 大分弁:よだきい

意味は「めんどくさい」にかなり近いですが、「よだきい」は単に手間が多いというだけでなく、

「やりたくねえなぁ」
「体が動かんなぁ」
「考えるだけでおっくうやなぁ」

という気持ちまで含めて使われやすい言葉です。

たとえば、

「草取りがめんどくさい」

よりも、

「草取りがよだきい」

の方が、その場で腰が重くなっちょる感じまで伝わります。

また、強く言いたい時には、

「しんけんよだきい」
「くそよだきい」

のように、前に言葉を加える使い方もあります。

かぼみ目線の一言コラム

「よだきい」って、大分弁の中でもかなり“生活そのもの”が出る言葉やと思うんよね。

風呂がよだきい。
ご飯作るんがよだきい。
仕事がよだきい。
返信するんがよだきい。

何でもつけられるんよ。

しかも、本当に嫌で拒否しちょるわけやなくて、

「よだきいけど、まあせんとしょうがねえな」

っち結局やることも多い。

この「ぼやきながら動く」感じまで含めて、しんけん大分らしい言葉やなぁと思うっちゃ。

よだきい

地域差

大分弁:地域差

大分弁の「よだきい」は、「めんどくさい/おっくう」という意味で、今もかなり現役の言葉っちゃ。

SNSコメントでも、別府・臼杵をはじめ県内各地から「しょっちゅう使う」「大分弁といえばこれ」という声が多数。「夕飯を作るんがよだきい」「草刈りがよだきい」「仕事がよだきい」「朝起きるんがよだきい」と、家事・仕事・外出まで何にでも使われちょる。さらに「よだきい話」のように、“面倒なこと・関わりたくない話”にも使えるんよね。

一方、日田では少し面白い反応も。昔は「よだきい」を使いよったけど、今は「だりぃ」「せれれん」の方を使うという声があり、同じ日田でも言葉の選び方には世代・家庭差がありそう。

また姫島では、疲れた時に「こええ/こーえー」という別の表現も出てきた。「よだきい=疲れた」と完全に同じではないけど、“しんどくて動くのがおっくう”な場面では意味が重なることもありそうやね。
そして「よだきい」は大分だけの言葉ではなく、宮崎でも普通に使われるという声が。県境を越えて残る言葉なんやね。

豆知識として、「よだきい」は単なる「面倒くさい」だけでは少し足りん言葉。「やらんといけんのは分かっちょる。でも動きたくねぇ〜」という、おっくうさ・だるさまでまとめて言えるのが強み。
「何によだきかったか考えよったけど、よだきいなったけん止めた」
……この一言、よだきいの使い方として完成度高すぎる🤣こともある。

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まとめ

  • 「よだきい」=めんどくさい/おっくう
  • 家事・仕事・外出など、日常のあらゆる場面で使える
  • 「やりたくない」「腰が重い」という気持ちまで含みやすい
  • 「しんけんよだきい」のように強調して使うこともある
  • コメントでは夕食の用意、草刈り、仕事、朝起きることなど幅広い用例が集まった
  • 佐伯など県内各地で現在も使われる
  • 日田周辺では「だりぃ」「せれれん」など別表現との地域差も見られる
  • 宮崎など周辺地域でも使われ、大分だけの完全な独自語とは言い切れない
  • 大分弁の中では、現在も比較的よく使われる現役の言葉

かぼみの大分弁講座では、
「よだきい」みたいに、今も日常のぼやきの中でしんけん使われちょる大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。

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