大分弁の「とっと」は、
程度や状態を強く言い切るときに使われる言葉です。
意味としては
「本当に」/「まるきり」
にあたり、驚き・呆れ・強調など、感情を込めて使われることが多い表現です。
この記事では、
- 大分弁「とっと」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「とっと」とは?
大分弁の とっと は、
「本当に」
「まるきり」
「完全に」
といった意味で使われます。
- 主に:強調・断定
- 場面:驚いたとき/呆れたとき/言い切りたいとき
感情がのる場面ほど、
自然と口から出やすい言葉です。
「とっと」の意味【大分弁 → 標準語】
とっと=本当に/まるきり
ニュアンスのポイント👇
- 程度がかなり強い
- 言い切り
- 感情込み
「とっと知らんわ。」
は、
「本当に知らない」「まるきり知らない」という意味になります。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「それは、とっと無理やわ。」
=本当に無理
「あの人、とっと来んかったな。」
=まるきり来なかった
「今日の道、とっと混んじょった。」
=かなり混んでいた
シチュエーション別
- 家庭
- 「もう、とっと食べちょらんよ。」
=全然食べていない
- 「もう、とっと食べちょらんよ。」
- 仕事
- 「この話は、とっと初耳です。」
=本当に初めて聞いた
- 「この話は、とっと初耳です。」
- 日常
- 「今日は、とっと疲れた。」
=かなり疲れた
- 「今日は、とっと疲れた。」
※ 強調したい語の前につくのが基本です。
標準語との違い
- 標準語:本当に/全然/まるきり
- 大分弁:とっと
標準語では言葉を選び分ける場面でも、
大分弁では「とっと」ひとつで
感情ごと強さを伝えることができます。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「とっと」は、
感情が先に出る言葉やと思っちょん。
考えて選ぶ前に、
もう口に出ちょる。そんな勢いのある言葉なんよね。

地域差
大分弁の「とっと」は「本当に/まるきり(全然)」の強調で、特に 「とっと好かん(ほんと嫌い/まるで好きじゃない)」 みたいに感情が乗る場面で出やすい印象。
今回のコメントでは、使う派がいる一方で「日田では使わない」という声もあり、県内でも分布がありそう。言い換えとして 「とんと」(同義・やわらかめ)を使う人もいて、音の違いがそのまま地域差になっちょる感じ。
豆知識として、「とっと/とんと」は“強調の副詞”として古い言い回しが残った形とも言われ、短いのに圧が出るのが魅力やね。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
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まとめ
- 「とっと」=本当に/まるきり
- 強調・断定に使う
- 感情がそのまま出る言葉
- 日常会話で頻出
かぼみの大分弁講座では、
感情の強さまで伝わる大分弁も
これからも一つずつ丁寧に残していきます。
