しんけんとは?意味・使い方・強調のニュアンスを解説【大分弁】

「しんけん」は大分弁の中でも特に多く使われる言葉で、
“本気で”という意味のほか、「すごく」「とても」 という強調にも使われます。

しんけんの意味

しんけん=本気で/とても/ものすごく

「真剣に」ではなく、
「しんけんおいしい」「しんけん暑い」のように、
“強調語”として使うのが特徴。

例文(生活感)

「このケーキ、しんけんうまい!」

「今日しんけん寒いけん、上着着ちょきよ。」

「しんけん怒っちょるやん…どうした?」

大分の人はとっさに強調したい時、必ずこの言葉を使う。

地域差

① 南部(臼杵・佐伯)は特に強い

強調語として一番自然で、感情が乗る。

② 都市部は“まじで”に近い軽さ

若い世代でもよく使う。

③ 北部・東部は頻度が少し下がる

隣接する福岡県など別の強調語の影響が入るため。

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まとめ

しんけんは、大分弁の“万能強調ワード”。
嬉しいとき、驚いたとき、日常の中でとても幅広く使われています。