大分弁の「ちぎるる(ちぎるん)」は、
物が自然に、または力で切れてしまう状態を表す言葉です。
意味としては
「ちぎれる」
にあたり、結果として“切れた”ことを淡々と伝える、日常会話の定番表現です。
この記事では、
- 大分弁「ちぎるる(ちぎるん)」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「ちぎるる(ちぎるん)」とは?
大分弁の ちぎるる(ちぎるん) は、
「ちぎれる」
「切れてしまう」
という意味で使われる言葉です。
- 主に:紙・紐・袋・部品など
- 場面:日常のちょっとしたトラブル
意図して切るというより、
気づいたら切れちょった感じを表します。
「ちぎるる(ちぎるん)」の意味【大分弁 → 標準語】
ちぎるる(ちぎるん)=ちぎれる
ニュアンスのポイント👇
- 自然に切れる
- 劣化・力のかかりすぎ
- 予想外
「ここ、ちぎるるで気をつけて」
は、
「ここ、ちぎれるから気をつけて」という意味になります。
生活感のある例文【会話形式】
日常会話での使い方
「その袋、ちぎるるけん持ち直しな。」
=「その袋、ちぎれるから持ち直しな。」
「紐が古うて、すぐちぎるる。」
=「紐が古くて、すぐ切れる。」
「引っ張ったら、ちぎるんで?」
=「引っ張ったら、ちぎれるよ?」
シチュエーション別
- 買い物
- 「紙袋、重すぎてちぎるるわ。」
=持てない。
- 「紙袋、重すぎてちぎるるわ。」
- 作業
- 「ここ力入れたら、ちぎるるで。」
=注意喚起。
- 「ここ力入れたら、ちぎるるで。」
- 日常
- 「マスクのゴムが、ちぎるん。」
=よくある。
- 「マスクのゴムが、ちぎるん。」
※ 危険や失敗の前触れとしても使われます。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- ちぎれる
→ 動作・状態の説明 - ちぎるる/ちぎるん
→ 口語的・結果寄り
大分では
「どうなったか」を
さらっと伝える言い方です。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「ちぎるる」は、
日常の“あるある事故”をそのまま言う言葉やと思っちょん。
気をつけちょっても、
なるときはなる。その感じが
「ちぎるる」なんよね。

地域差
「ちぎるる(ちぎるん)」=「ちぎれる」は県内で広く通じ、コメント上も大きな地域差は見えにくい(=日田でも言うとの声)。
ただ形の揺れは多く、「ちぎるる/ちぎるん/ちぎるぅ」など省略が起きやすいほか、「ちぎるーど」「ちんぎるる/ちんぎる」など別形も報告。意味は物理(紙袋の紐がちぎれる等)が中心だが、「心がちきるる」みたいに比喩にも広がる。ぎれる)」で使われます。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ|「ちぎるる(ちぎるん)」は切れた状態を伝える大分弁
- 「ちぎるる/ちぎるん」=ちぎれる
- 自然・予想外に切れた感じ
- 注意や失敗談でよく使う
- 日常会話でとても自然
かぼみの大分弁講座では、
暮らしの小さなトラブルを言い表す大分弁も
これからも一つずつ残していきます。
