大分弁の「こらえちくりー」は、
相手に許しや手加減を求めるときに使われる言葉です。
意味としては
「許して」/「勘弁して」
にあたり、強く抗議するよりも、下げたトーンでお願いする表現です。
この記事では、
- 大分弁「こらえちくりー」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「こらえちくりー」とは?
大分弁の こらえちくりー は、
「許してほしい」
「今回は勘弁してほしい」
という意味で使われる言葉です。
- 主に:謝罪・懇願
- 場面:失敗/行き違い/軽いトラブル
命令や反発ではなく、
相手の気持ちをなだめる言い方になります。
「こらえちくりー」の意味【大分弁 → 標準語】
こらえちくりー=許して/勘弁して
ニュアンスのポイント👇
- 強く出ない
- お願い
- その場を収めたい
「今日はもう、こらえちくりー」
は、
「今日はもう許して」という意味になります。
生活感のある例文
「遅うなってしもうた。こらえちくりー。」
=遅刻を許してほしい
「今日は体調わるいけん、こらえちくりー。」
=無理をさせないでほしい
「それ以上言わんで。こらえちくりー。」
=追及をやめてほしい
シチュエーション別
- 家庭
- 「片付けは明日にするけん、こらえちくりー。」
=今日だけは勘弁。
- 「片付けは明日にするけん、こらえちくりー。」
- 仕事
- 「締切、今日だけはこらえちくりー。」
=猶予のお願い。
- 「締切、今日だけはこらえちくりー。」
- 友だち
- 「冗談やったんよ、こらえちくりー。」
=場を和らげる。
- 「冗談やったんよ、こらえちくりー。」
👉 どの例文も
「許して/勘弁して」の意味が一読で分かる形です。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- 許して/勘弁して
→ 直接的 - こらえちくりー
→ やわらかい・下手
大分では
角を立てずに
その場を収めるための言い方として使われます。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「こらえちくりー」は、
一歩下がって頼む言葉やと思っちょん。
正しさより、
まず空気を落ち着かせる。そのための
魔法のひと言なんよね。

地域差
「こらえちくりー(許して/勘弁して)」は、県内で意味は共通で大きな地域差は見えにくい。違いが出るのは言い回しで、「こらえちくりぃ」「こらえちょくれ」(軽め)、「勘弁しちくりー」との言い換え・併用が報告された。
ニュアンスは謝罪より「もう無理やけん…」と相手に手加減を頼む用法が中心で、「怒りをこらえてくれ」方向に受け取る人もいる。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
- いらんしょわ(余計なお世話)
- こらえ(我慢)
- あいたよー(しまった/やられた)
まとめ|「こらえちくりー」は許しを請う大分弁
- 「こらえちくりー」=許して/勘弁して
- 下げたトーンのお願い
- その場を収める言葉
- 日常会話でよく使われる
かぼみの大分弁講座では、
気持ちを和らげる大分弁も
これからも一つずつ残していきます。
