大分弁の「いびしい」は、
主に 「気持ち悪い」「気色悪い」 を表す言葉です。
ただしこの言葉には、
地域差によって「汚い」 など別の意味で使われることもあります。
この記事では、
- 大分弁「いびしい」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「いびしい」とは?
大分弁の いびしい は、
「気持ち悪い」
「気色悪い」
「怖い」
という意味で使われます。
- 主に:感覚的な不快さ
- 場面:見た目・感触・行動
*ただし、地域差によっては
汚い といった意味合いになることもあります。
「いびしい」の意味【大分弁 → 標準語】
いびしい=気持ち悪い/気色悪い/怖い
ニュアンスのポイント👇
- ぞわっとする
- 不快感がある
- 生理的にイヤ
「虫がうごめいちょる…いびしい!」
=虫がうじゃうじゃして気持ち悪い
生活感のある例文【意味が分かる形】
「うわっ、いびしいのう…(鳥肌)」
=気持ち悪い
「その怪我の後、いびしい」
=見た目が気持ち悪い
「なんかこげな所入っちいくの、いびしいのぉ」
=怖い感じがする
シチュエーション別
- 感触
- 「虫触るとか、いびしい。」
=生理的にイヤ。
- 「虫触るとか、いびしい。」
- 見た目
- 「なんかうじゃうじゃして、いびしい。」
=不気味。
- 「なんかうじゃうじゃして、いびしい。」
- 雰囲気
- 「あの道、夜はいびしい。」
=怖い。
- 「あの道、夜はいびしい。」
※ 文脈で意味が変わる言葉です。
標準語との違い
- 標準語:気持ち悪い/気色悪い/怖い
- 大分弁:いびしい
標準語よりも
やや強めの嫌悪感を含むことがあります。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「いびしい」は、
説明しにくい不快感を一発で言える言葉やと思う。
なんかイヤ。
なんかぞわっとする。その“なんか”をまとめてくれるんよね。

地域差
「いびしい」は大分弁で、中心は「見た瞬間ゾワッとする」感覚語(気持ち悪い/薄気味悪い)で、虫・卵・集合体・グジュグジュした汚れ、擦り傷など“見たくない系”に強いっちゃ。
意味はそこから「怖い」「グロい」にも広がる一方、「汚い」単独より“生理的にムリ”寄りが多い。
地域差は、日田・別府・大分市は「使う」と「初耳」が混在し、竹田・大野郡・県南(佐伯など)は「聞かん/使わん」寄りの報告が目立つなどムラが大きめ。
世代も「じいちゃんばあちゃん語」感が強く、若いほど遭遇しにくい印象。
まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ
- 「いびしい」=気持ち悪い/気色悪い
- 文脈で「怖い」「汚い」にもなる
- 強めの不快感を表す言葉
- 意味が分岐する大分弁
かぼみの大分弁講座では、
ニュアンスが広がる大分弁も、
これからも一つずつ丁寧に残していきます。


