大分弁の「もな」は、
「とても/非常に」を表す強調の言葉です。
豊後高田など県北で使われるこの言葉は、
日常会話で気持ちや状態をぐっと強めたいときに出てきて、短いのにちゃんと強さが伝わるのが特徴です。
この記事では、
- 大分弁「もな」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「もな」とは?
大分弁の もな は、
「とても」
「非常に」
という意味で使われます。
- 主に:強調(程度を強くする)
- 場面:日常会話(感想・状態)
落ち着いた強さで、さらっと強調できる言葉です。
「もな」の意味【大分弁 → 標準語】
もな=とても/非常に
ニュアンスのポイント
- 状態や感情を強める
- 口語で自然に出る
- 一言入れるだけで強調になる
「今日、もな暑いなぁ。」
=今日は、とても暑いね。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「今日、もな暑いなぁ。」
=今日はとても暑い
「この料理、もなうまい。」
=この料理はすごく美味しい
「あん子、もなええらしいなぁ。」
=あの子、めちゃくちゃかわいい
シチュエーション別
- 家庭
- 「もな眠いけん、ちょっと横になるわ。」
=すごく眠いから少し横になる
- 「もな眠いけん、ちょっと横になるわ。」
- 仕事
- 「今日は、もな忙しかった。」
=今日はとても忙しかった
- 「今日は、もな忙しかった。」
- 日常
- 「それ、もな助かったわ。」
=それ、本当に助かった
- 「それ、もな助かったわ。」
※「ええらしい」は「かわいい」の意味で使う例として入れています。
標準語との違い
- 標準語:とても/非常に
- 大分弁:もな
標準語の「とても」と同じ方向の言葉ですが、会話に入れると方言らしい柔らかさが出ます。「めっちゃ」ほど勢いが強くない、落ち着いた強調として使われることもあります。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「もな」は、
強調しよるのに角が立たん感じが好きなんよね。
「もな暑い」「もな眠い」って、
生活の音がする言葉やな〜って思う。

地域差
大分弁の「もな」は「とても/非常に」の落ち着いた強調で、県内でも地域差がはっきり出やすい言葉。
県北(豊後高田・国東・姫島周辺)で使われる方言で、コメントでは特に年配が「もな、え〜らしいわぁ(めちゃ可愛い)」みたいに言うという声が多め。
一方で市内や県南寄りは「聞いたことない」「しんけん派」が目立ち、北と南で分かれる感じがある。
さらに宇佐の一部では「むな」や「やっさ」も出て、強調のバリエーションが面白いっちゃ。他にも地域により「とーてん」「ばされえ」などもあります。
豆知識:語源は「もの(物)」が強調として残った、または「ものすごい」の「もの」が縮んだ説がよく言われ、柔らかいのに強い“不思議な圧”が魅力。
まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ
- 「もな」=とても/非常に
- 状態や感情を強調するときに使う
- 落ち着いた強さで会話に混ぜやすい
- 地域や世代で使う頻度が分かれることがある
かぼみの大分弁講座では、
暮らしの中で自然に出る大分弁も、
これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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