大分弁の「あいい/あええ」は、青いという意味です。
空や海などを見て、「今日ん空は、あいいなぁ」のように使います。地域や家庭によって「あいい」「あええ」など、聞こえ方に違いがある言葉です。
この記事では、
- 大分弁「あいい/あええ」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「あいい/あええ」とは?

大分弁の「あいい/あええ」は、
「青い」
「青色をしている」
という意味で使われます。
- 主に:空・海・物の色
- 場面:青い色を見た時/色合いを伝える時
「あいい」と「あええ」は、基本的にどちらも標準語の「青い」にあたる言い方です。
色の濃さや種類によって明確に使い分けるというより、地域や家庭、話す人の発音によって形が変わると考えるのが自然です。
「あいい/あええ」の意味【大分弁 → 標準語】
あいい/あええ=青い
ニュアンスのポイント
- 青い色を表す
- 空や海などを見た時に使える
- 「あいい」「あええ」で意味はほぼ同じ
- 「あーえー」「あいぃ」のように音が伸びることもある
- 色を強調する「まっさいい」とは別の表現
「今日ん空は、あいいなぁ〜。」
=今日の空は、青いね。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「今日ん空は、あいいなぁ〜。」
=今日の空は、青いね
「今日は空があええでー。」
=今日は空が青いよ
「海がしんけんあいいなぁ。」
=海がとても青いね
シチュエーション別
- 晴れた日の空
「雨が上がって、空があいいなぁ。」
=雨が上がって、空が青いね
- 海を見た時
「今日は海があええなぁ。」
=今日は海が青いね
- 色を確認する時
「こっちの方が、あいい色やな。」
=こちらの方が、青い色だね
※「あいい/あええ」は、「青い」という色を表す言葉です。強く鮮やかな青を表す「まっさいい」とは、分けて考えた方が分かりやすいでしょう。
標準語との違い
- 標準語:青い
- 大分弁:あいい/あええ
意味は標準語の「青い」とほぼ同じです。
「空が青い」が、
「空があいい」
「空があええ」
となります。
「あいい」と「あええ」に色合いの違いがあるというより、同じ「青い」が、地域や話し方によって異なる音になった形と考えられます。
また、会話では、
- あいい
- あいぃ
- あええ
- あーえー
のように、母音が伸びたり、音の境目が曖昧になったりすることがあります。
文字にすると違う言葉に見えますが、実際の会話では、その中間のように聞こえる場合もありそうです。
かぼみ目線の一言コラム
「あいい」と「あええ」って、文字だけ見ると別の言葉みたいなんよね。
でも、実際にはどっちも「青い」。
「今日ん空は、あいいなぁ」
「今日は空があええでー」同じ空を見ても、育った地域や家によって、口から出る音が少し違うんよ。
こういう母音の違いを聞き比べると、大分弁は単語だけやなく、音そのものにも地域差があるんやなぁと思うっちゃ。

地域差

大分弁の「あいい/あええ」は、どちらも標準語の「青い」を表す言葉っちゃ。
「今日ん空は、あいいなぁ」「今日は空があええで」のように、空・海・服などの青さを表す時に使われる。
SNSのコメントを見ると、「あいい」を使う人と「あええ」を使う人に分かれ、「あーえー」「あいぃ」のように母音を長く伸ばす言い方も出てきた。
日田からは「あいいだったかな」という声があった一方、「あええが自然」という人もおり、現段階では地域ごとにきれいに線を引くより、地域・家庭・世代によって発音が揺れる言葉と考えた方がよさそう。
一方で、「初めて聞いた」という反応もあり、県内で誰もが使う共通の言い方ではないみたいやね。
大分の色表現には、「あけえ=赤い」「しりい=白い」「くりい=黒い」「きいりい/きいねえ=黄色い」などもあり、色の名前は方言の音の変化が分かりやすい分野。「あいい」をさらに強めた「まっさいい」は“真っ青”を表す言葉で、以前紹介した「まっぴい」は、青そのものではなく、植物などの青々とした緑を表す言い方として使われる。
豆知識として、近隣の九州にも、熊本の「あうぇえ」や鹿児島の「あえ」など、「青い」に似た変化が見られるそう。同じ「青い」でも「あいい」「あええ」「あーえー」と音が変わるところに、地域の話し言葉らしさがよう出ちょるね。
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まとめ
- 「あいい/あええ」=青い
- 空や海など、青い色を表す時に使う
- 「今日ん空は、あいいなぁ」のように使う
- 「今日は空があええでー」という言い方もある
- 「あーえー」「あいぃ」など、発音の違いが見られる
- 「あいい」と「あええ」は、基本的に同じ意味
- 地域だけでなく、家庭や世代による違いもありそう
- 「まっさいい」「まっぴい」は、それぞれ別の色表現
かぼみの大分弁講座では、
意味だけでなく、母音の伸び方や地域ごとの音の違いまで伝わる大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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