大分弁の「はげらしい」は、
思うようにいかず、もどかしくて悔しい気持ちを表す言葉です。
意味としては
「はがゆい」/「悔しい」
にあたり、怒りというより、自分へのもどかしさがにじむ感情語です。
この記事では、
- 大分弁「はげらしい」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「はげらしい」とは?
大分弁の はげらしい は、
「はがゆい」
「思うようにいかず悔しい」
という意味で使われます。
- 主に:自分の失敗・力不足
- 場面:試合・仕事・勉強
他人への怒りというより、
自分の不甲斐なさへの悔しさ・怒りを含むことが多いのが特徴です。
「はげらしい」の意味【大分弁 → 標準語】
はげらしい=はがゆい/悔しい
ニュアンスのポイント👇
- もどかしさ
- 自責の念
- 強すぎない怒り
「あと一歩やったのに、はげらしいわ。」
=あと一歩だったのに、悔しい。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「試合に負けて、はげらしい!。」
=悔しかった
「言い返せんかったのが、はげらしい。」
=はがゆい
「うまく説明できんで、はげらしいっ!」
=もどかしい
シチュエーション別
- 家庭
- 「言うこと聞かせきらんで、はげらしい。」
=もどかしさ。
- 「言うこと聞かせきらんで、はげらしい。」
- 仕事
- 「準備不足で失敗して、はげらしいわ。」
=悔しさ。
- 「準備不足で失敗して、はげらしいわ。」
- 日常
- 「自分に腹が立つくらい、はげらしい。」
=自責。
- 「自分に腹が立つくらい、はげらしい。」
※ 強い怒りではなく、
じわっとくる悔しさを表します。
標準語との違い
- 標準語:はがゆい/悔しい
- 大分弁:はげらしい
標準語よりも
内にこもる悔しさ・怒りが強く感じられる表現です。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「はげらしい」は、
自分に向ける言葉って印象が強いんよね。
人を責めるより先に、
「はげらしい」って出るのが
大分らしい気もする。

地域差
大分弁の「はげらしい」は、うまくいかん時の“はがゆさ+悔しさ”が混ざった言葉。
県内では日田を中心に「はがいー(はがいい)」派が強く、県南・沿岸部(佐伯・臼杵まわり)では「はげらしい」も残りやすい印象です。
ニュアンスのゆれとしては、イタズラや失敗にムカッとした時は「はげらしい(怒り寄りの悔しさ)」、説明しにくいモヤモヤや収まりの悪さは「はがいー(歯がゆい寄り)」に分かれがち。
豆知識:由来は、古語の「はがゆい(歯痒い)」や、九州で広く使われる「はがい(はがゆい・腹立たしい)」が変化したものと言われています。
なお「禿げ」と音が近くてダジャレにされやすいのも、この言葉あるある。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ
- 「はげらしい」=はがゆい/悔しい
- 思うようにいかないもどかしさ
- 自分に向けた感情表現
- 日常でじわっと使われる
かぼみの大分弁講座では、
心の内側がにじむ大分弁も、
これからも一つずつ丁寧に残していきます。
