大分弁の「へもどる」は、
一度進んだあとに、元の場所や状態に引き返すときに使われる言葉です。
意味としては
「後戻りする」/「引き返す」
にあたり、移動だけでなく、判断や行動についても使われます。
この記事では、
- 大分弁「へもどる」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「へもどる」とは?
大分弁の へもどる は、
「後戻りする」
「引き返す」
「元に戻る」
という意味で使われます。
- 主に:移動・行動・判断
- 場面:外出中/仕事/日常の判断
「失敗したから戻る」「忘れ物に気づいて戻る」など、
生活の中でよくある場面で自然に使われる言葉です。
「へもどる」の意味【大分弁 → 標準語】
へもどる=後戻りする/引き返す
ニュアンスのポイント👇
- 一度進んだあと
- 途中で判断を変える
- 実用的で感情は薄め
「忘れもんしたけん、へもどるわ。」
は、
「忘れ物をしたから、引き返すよ。」という意味になります。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「道、間違えたわ。へもどっち他(ほか)ん道、いこーや」
=道を間違えたので引き返す
「財布忘れちょった。家にへもどっち取っちくるわ。」
=家に戻る
「今さらへもどれんなぁ。」
=もう後戻りできない
シチュエーション別
- 家庭
- 「鍵閉めたか不安で、へもどった。」
=確認のために戻る。
- 「鍵閉めたか不安で、へもどった。」
- 仕事
- 「このやり方じゃ、へもどるなぁ。」
=計画の見直し。
- 「このやり方じゃ、へもどるなぁ。」
- 日常
- 「雨降りよるけん、途中でへもどった。」
=外出中の判断。
- 「雨降りよるけん、途中でへもどった。」
※ 物理的にも、比喩的にも使われます。
標準語との違い
- 標準語:後戻りする/引き返す
- 大分弁:へもどる
標準語よりも短く、
会話の流れの中でサッと使えるのが特徴です。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「へもどる」は、
ちょっとした失敗に寄り添う言葉やと思っちょん。
忘れもんしても、
道間違えても、「へもどる」
って言えば、
なんか許される感じせん?

地域差
県内でも“知っちょるけど使わん”派が一定数(大分市・日田は「言わん/あまり聞かん」寄り)。
一方で「へもどっち取っちくるわ」みたいに日常で普通に使う地域もあります。言い方の差は「へもどる」→短く「へもどっ」「へもどっち」。別形で「ひどる」派もいて、音が詰まる感じがより方言っぽい。
豆知識:大分の一部(奥豊後など)では「もどる」が“帰る”の意味でも使われることがあり、「へ=引き返し」ニュアンスが強調された形とも考えられます。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
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まとめ
- 「へもどる」=後戻りする/引き返す
- 物理的にも比喩的にも使える
- 生活の判断場面でよく出る
- 会話で使いやすい動詞
かぼみの大分弁講座では、
行動や判断が見える大分弁も
これからも一つずつ丁寧に残していきます。
