大分弁の「ひせ」「つ」は、
「かさぶた」を表す言葉です。
同じ意味でも、
地域によって呼び方が分かれるのが特徴です。
この記事では、
- 大分弁「ひせ/つ」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「ひせ/つ」とは?
大分弁の ひせ/つ は、
「かさぶた」
という意味で使われます。
- 主に:ケガのあと
- 場面:子どもの会話・家庭
同じ県内でも、
「ひせ」と言う地域と「つ」と言う地域があります。
「ひせ/つ」の意味【大分弁 → 標準語】
ひせ/つ=かさぶた
ニュアンスのポイント👇
- 子どものケガの話題でよく出る
- 家庭内で自然に使われる
- 少し素朴な響き
「そこ、ひせ剥がしたらいかんで。」
=そこ、かさぶた剥がしたらダメだよ。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「まだつ、残っちょるな。」
=まだかさぶたが残っている
「ひせ触ったら血ぃ出るで。」
=かさぶたを触ると血が出る
「つ剥がしたらいかん!」
=かさぶたを剥がすな
シチュエーション別
- 家庭
- 「自然に取れるまで待ちなさい。」
=親の定番セリフ。
- 「自然に取れるまで待ちなさい。」
- 子ども
- 「見て見て、つできた!」
=報告。
- 「見て見て、つできた!」
- 学校
- 「ひせ取ったらまたケガするで。」
=注意。
- 「ひせ取ったらまたケガするで。」
※ 子ども時代の記憶に残る言葉です。
標準語との違い
- 標準語:かさぶた
- 大分弁:ひせ/つ
標準語よりも
短く、生活感のある響きになります。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「ひせ/つ」は、
子ども時代の言葉やなぁと思う。
「触ったらいかんで」
って言われた記憶、だいたい誰でもあるよな。

地域差
大分の「かさぶた」は、県内で呼び方が割れる代表例で「ひせ」派と「つ(つぅ/つう)」派に分かれちょるっちゃ。
コメントでは日田は「つ」、竹田も「つぅ」、延岡(宮崎)・熊本も「つ」で県境側は“つ系”が強そう。
一方、日出は「ひせ」、佐伯・臼杵も「ひせ」という声があり、杵築〜国東方面に「ひせ」が多いかも、という推測も出たね。
豆知識として「とう」は福岡(博多)方面の呼び名で、九州内でも「つ」「とう」「ひせ」が並走するのがおもしろい。子どもの頃「ひせ(つ)剥がしたらいかん!」って言われるの、まさにローカル語の生き証人やね。
まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ
- 「ひせ/つ」=かさぶた
- 県内で呼び方が分かれる
- 子ども時代に強く残る言葉
- 地域差がはっきりしている大分弁
かぼみの大分弁講座では、
地域で呼び方が分かれる大分弁も、
これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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