【大分弁】いみるとは?意味・使い方・例文まとめ|かぼみの大分弁講座

大分弁の「いみる」は、
増える という意味で使われる言葉です。

草や人の数などが、気づいたらじわじわ多くなっているような時に使われることがあり、
「増える」よりも、暮らしの中の実感が出やすい表現です。

この記事では、

  • 大分弁「いみる」の意味
  • 生活感のある使い方・例文
  • 標準語との違い
  • 地域差

をまとめて紹介します。

大分弁「いみる」とは?

大分弁の いみる は、

「増える」
「数が多くなる」
「集まって多くなる」

という意味で使われます。

  • 主に:草・人・ものの数
  • 場面:草が増える時/人が集まる時/いつの間にか数が増えている時

一気に増えるというより、
じわじわ増えていく感じ に合いやすい言葉です。


「いみる」の意味【大分弁 → 標準語】

いみる=増える

ニュアンスのポイント

  • 数や量が多くなる
  • 草などが増えてくる感じに使いやすい
  • 人が一か所に集まって多くなる時にも使われることがある
  • 「気づいたら増えちょる」ような生活感がある

「雨降ったら、草がいみるんよなぁ。」
=雨が降ったら、草が増えるんだよね。


生活感のある例文【意味が分かる形】

「雨降ったら、草がいみるんよなぁ。」
=雨が降ったら、草が増えるんだよね

「ちょっと油断しちょったら、庭の草がいみっちょる。」
=少し油断していたら、庭の草が増えている

「休み時間になると、あそこに生徒がいみっちょんなぁ。」
=休み時間になると、あそこに生徒が集まって増えているね

シチュエーション別

    • 「雨のあとやけん、草がいっぺんにいみた気がするわ。」
      =雨のあとだから、草が一気に増えた気がするよ
  • 学校
    • 「廊下の角に、みんながいみっちょって通りにくかった。」
      =廊下の角に、みんなが集まっていて通りにくかった
  • 日常
    • 「片付けよるのに、なんでか荷物がいみるんよなぁ。」
      =片付けているのに、なぜか荷物が増えるんだよね

※ 「いみる」は、
単に数が増えるだけでなく、気づいたら多くなっている感じや、人が群れるように集まる感じにも使われることがあります。


標準語との違い

  • 標準語:増える
  • 大分弁:いみる

標準語の「増える」は、数や量が多くなることを広く表す言葉です。

大分弁の「いみる」も意味は近いですが、
会話の中では、草や人などが じわじわ多くなる感じ に使われやすい印象があります。

「草が増える」と言うより、
「草がいみる」と言う方が、
雨のあとに庭や畑を見て「また増えちょるわ〜」となる感じが出やすいです。

また、人に対して使う場合は、
単に人数が増えるというより、
一か所に人が集まって、わらわら多くなっている感じで使われることもあります。


かぼみ目線の一言コラム

「いみる」って、
ただの「増える」より、じわじわ感がある言葉なんよね。

雨のあとに草がいみる。
休み時間に人がいみっちょる。
片付けよるのに荷物がいみる。

気づいたら、
「あれ? また増えちょんやん」ってなる感じ。

うちは普段あまり使わんのやけど、
コメントで聞くと、暮らしの中でちゃんと生きちょる地域があるんやなぁって思うんよ。


地域差

大分弁:地域差

大分弁の「いみる」「増える」の意味で、数や量がじわじわ多くなる時に使われる言葉っちゃ。

今回のSNSのコメントを見ると、県内全体で普通に使うというより、知っている地域・世代と初耳の人が分かれるタイプみたい。

高田では「川ん水がいみちょっけん危ねぇ」と言われた話があり、日田や県西部、久住・竹田あたりでも「川ん水がいみっちょる」「水路の水がいみってくえた」のように、水の量が増える場面で使う声があった。

面白いのは、対象が水だけではないこと。水に浸したヒジキが鍋いっぱいにいみる、予約人数が2人いみって6人になる、草やポトスがいみる、ジャンボタニシがいみるなど、量・人数・植物・生き物の繁殖まで幅広く使われちょる。

熊本でも「川ん水のいみっとる」と言う声があり、大分西部から熊本方面にかけて残る言葉として見ると自然かもしれんね。

豆知識として、「いみる」は単に一個増えるというより、いつの間にか増えている・広がっている感じが強い言葉。水位、草、虫、人数みたいに“気づいたら多くなっちょる”場面にぴったりの、かなり味のある方言っちゃ。表現かもしれません。

まだ把握できていない部分もあるので、分かり次第更新していきます。


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まとめ

  • 「いみる」=増える
  • 草やものの数が、じわじわ多くなる時に使いやすい
  • 人が一か所に集まって多くなる感じにも使われることがある
  • 「いみっちょる」「いみっちょんなぁ」のような形も見られる
  • 大分県内でも、使う地域・聞かない地域に差がありそう

かぼみの大分弁講座では、
暮らしの中で気づいたら増えちょるものまで伝わる大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。