大分弁の「じりぃ」は、
地面がぬかるんで歩きにくい状態を表す言葉です。
意味としては
「ぬかるんでいる」
にあたり、雨上がりの畑や道など、足元の不快感をそのまま言葉にした表現です。
この記事では、
- 大分弁「じりぃ」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「じりぃ」とは?
大分弁の じりぃ は、
「ぬかるんでいる」
「地面がやわらかく沈む」
という意味で使われます。
- 主に:地面・畑・道
- 場面:雨のあと/農作業/登下校
泥がつく、足が取られる、滑りやすい――
そんな足元のイヤな感じを一言で表します。
「じりぃ」の意味【大分弁 → 標準語】
じりぃ=ぬかるんでいる
ニュアンスのポイント👇
- 地面が湿って沈む
- 歩きにくい
- 靴が汚れる
「ここ、じりぃけん気ぃつけんと滑るで。」
=ここはぬかるんでいるから気をつけないと滑るよ。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「雨上がりで、畑がじりぃ。」
=ぬかるんでいる
「じりぃけん、靴が抜けん。」
=泥で足が取られる
「下がじりぃで危ねぇけん、気をつけて行きない。」
=足元が悪い
シチュエーション別
- 農作業
- 「今日はじりぃけん、機械入れられん。」
=作業困難。
- 「今日はじりぃけん、機械入れられん。」
- 登下校
- 「じりぃけん走らんよ。」
=注意。
- 「じりぃけん走らんよ。」
- 日常
- 「駐車場がじりぃわ。」
=状況説明。
- 「駐車場がじりぃわ。」
※ 体感がそのまま言葉になるのが特徴です。
標準語との違い
- 標準語:ぬかるんでいる
- 大分弁:じりぃ
標準語よりも
足元の感触が直接伝わる言い方です。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「じりぃ」は、
雨上がりの匂いまで思い出す言葉やと思っちょん。
「ぬかるみ」より、
「じりぃ」の方が
足がズボッていく感じがあるんよね。

地域差
大分弁の「じりぃ」は、雨上がりの土や田んぼ道みたいにぬかるんで足が取られる状態のこと。
SNSのコメントを見る限り、県内はわりと広く通じて(大分市周辺〜日田でも「じりぃ」)、ただ世代差があって「ばぁちゃんが言いよった/今はあんま使わん」派も多めやね。
注意の言い方は「そこ、じりぃけん入りんさんな」「じりぃで危ねぇけん気をつけち行きない」みたいに“けん”と相性抜群。
豆知識:郷土料理「じりやき(火焼き)」っておやつの話も出ちょって、音が似ちょるけど“地面がじりぃ”とは別枠でローカル文化が並走しちょるのが面白いっちゃ。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
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まとめ
- 「じりぃ」=ぬかるんでいる
- 足元が湿って沈む状態
- 農作業や雨上がりで頻出
- 体感がそのまま伝わる大分弁
かぼみの大分弁講座では、
土地の感触まで伝わる大分弁も、
これからも一つずつ丁寧に残していきます。
