大分弁の「こげえ」は、
目の前の状態や様子を指し示すときに使われる言葉です。
意味としては
「こう」/「こんな」
にあたり、説明よりも見せる・示す感覚が強い表現です。
この記事では、
- 大分弁「こげえ」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「こげえ」とは?
大分弁の こげえ は、
「こう」
「こんなふうに」
「こんな感じ」
という意味で使われる言葉です。
- 主に:状態・方法・様子
- 場面:説明/実演/比較
言葉だけで説明せず、
指さしや動きとセットで使われやすいのが特徴です。
「こげえ」の意味【大分弁 → 標準語】
こげえ=こう/こんな
ニュアンスのポイント👇
- 今の状態を指す
- 具体例を示す
- 感覚的
「こげえすりゃええんよ」
は、
「こうすればいいんだよ」という意味になります。
生活感のある例文
「ボタンは、こげえ押すんよ。」
=ボタンは、こうやって押すんだよ
「今日は、こげえ天気やな。」
=今日は、こんな天気なんだね
「思っちょったんは、こげえ感じ。」
=思ってたのは、こんな感じ
シチュエーション別
- 家庭
- 「片付けは、こげえしちょって。」
=このやり方で。
- 「片付けは、こげえしちょって。」
- 仕事
- 「資料は、こげえ並べてください。」
=配置の説明。
- 「資料は、こげえ並べてください。」
- 日常
- 「こげえ服が欲しかったんよ。」
=このタイプの服。
- 「こげえ服が欲しかったんよ。」
👉 どの例文も
「こう/こんな」=指し示しが一読で分かります。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- こう/こんな
→ 説明寄り - こげえ
→ 見せる・示す寄り
大分では
言葉より、
状況そのものを共有するために使われます。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「こげえ」は、
説明を省略できる便利語やと思っちょん。
細かく言わんでも、
見せて
「こげえ」で通じる。それが一番ラクで、
一番大分らしいんよね。

地域差
「こげえ(こう/こんな)」は県内で意味は共通だが、言い方に揺れがある。
コメントでは「こげえ」を基本に、「こげん」(日田でも主流との声)、「こげな」「こげなん」などが使い分けられる。
文脈は「こげんことになるんじゃ」(結果・状態の説明)や「こげぇ心配しよる」(程度の強調)など幅広く、「あげえ/そげえ」とセットで頻繁に出る万能語。地域差は意味より形(え⇔ん、な、なん)など語尾で微妙なニュアンスの違いがあります。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
- どげえ(どう/どんな)
- そげえ(そう/そんな)
- なしか(どうして?)
まとめ|「こげえ」は“こう・こんな”を指し示す大分弁
- 「こげえ」=こう/こんな
- 状態や方法を示す言葉
- 指さし・実演と相性がいい
- 日常会話でとてもよく使う
かぼみの大分弁講座では、
見せて伝える感覚の大分弁も
これからも一つずつ残していきます。
