大分弁の「もどかす」は、
相手をからかう・いじることを表す言葉です。
標準語の「もどかしい」とは意味が異なり、
大分では
「からかう」
という意味で使われる地域があります。
この記事では、
- 大分弁「もどかす」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「もどかす」とは?
大分弁の もどかす は、
「からかう」
「いじる」
という意味で使われます。
- 主に:友人・兄弟・同級生
- 場面:冗談・軽い挑発
本気の悪口ではなく、
ちょっとしたちょっかいのニュアンスです。
「もどかす」の意味【大分弁 → 標準語】
もどかす=からかう
ニュアンスのポイント👇
- 軽い冗談
- ちょっとした挑発
- 仲が良い前提
「もー、もどかさんで〜。」
=もう、からかわないで。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「そげんもどかすな。」
=からかうな
「好きな人の前で、もどかすなよ。」
=いじるなよ
「あいつ、すぐもどかしてくる。」
=すぐからかってくる
シチュエーション別
- 学校
- 「女子の前で、もどかすなっちゃ。」
=からかうな。
- 「女子の前で、もどかすなっちゃ。」
- 家庭
- 「兄ちゃんがもどかしてくる。」
=いじられる。
- 「兄ちゃんがもどかしてくる。」
- 友人関係
- 「冗談で言うただけやん、もどかさんで。」
=軽い言い合い。
- 「冗談で言うただけやん、もどかさんで。」
※ 強い侮辱ではなく、
距離が近い関係で使われる言葉です。
標準語との違い
- 標準語:もどかす(※ほぼ使わない)/もどかしい
- 大分弁:もどかす(からかう)
標準語の「もどかしい(じれったい)」とは
意味がまったく異なります。
混同しやすい言葉なので、
文脈が大事になります。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「もどかす」は、
ちょっと笑いが入る言葉やと思っちょん。
本気で傷つけるときは別の言葉。
「もどかす」は、
まだ笑いがある関係なんよね。

地域差
大分弁の「もどかす」は「からかう/ちょっかい出す」寄りで、県内でも知っとる人と初耳派が割れる言葉みたいやね。
コメントでは「薬師寺あたりの年配の人に言われよった」など局地&世代感の証言が出とって、中部〜南部の一部で残っちょるタイプかも。
代わりに広く通じやすいのは、日田の「ちょくらかす」、津久見方面の「せがう(そげんせがいなんな)」、県内各地で出た「がまる」あたり。
豆知識:似た音で「もどがる=可愛がる」って解釈する人もおって、動詞の揺れが混乱ポイントになりやすいっちゃ。
まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
- せがう(いじる/からかう)
- ばけする(馬鹿にする)
- どうくっちょん(ふざけてんの?)
まとめ
- 「もどかす」=からかう
- 標準語の「もどかしい」とは別物
- 仲の良い関係で使われる
- 地域差がある言葉
かぼみの大分弁講座では、
意味が標準語とズレる大分弁も、
これからも一つずつ丁寧に残していきます。
