大分弁の「ぬりぃ」は、
動きの遅さと温度の低さ(ぬるさ)の、
2つの意味を持つ言葉です。
意味としては
「遅い・のろい」/「ぬるい」
にあたり、文脈で自然に使い分けられます。
この記事では、
- 大分弁「ぬりぃ」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「ぬりぃ」とは?
大分弁の ぬりぃ は、
- 動作・進みが遅い
- 温度がぬるい
この2つを表す言葉です。
- 主に:人の動き/作業/飲み物・お風呂
- 場面:日常会話全般
どちらの意味かは、
前後の話の流れで自然に判断されます。
「ぬりぃ」の意味【大分弁 → 標準語】
ぬりぃ=遅い・のろい/ぬるい
ニュアンスのポイント👇
- ゆっくりすぎる
- キビキビしてない
- 思ったより温度が低い
「まだ準備しよんの?ぬりぃなぁ」
は、
「まだ準備してるの?遅いなぁ」という意味になります。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「あの人、仕事がぬりぃんよ。」
=動きが遅い
「もうちょい早うして。ぬりぃわ。」
=のろいことへの不満
「段取りがぬりぃけん、終わらん。」
=進みが悪い
日常会話での使い方(温度)
- 「このお茶、ぬりぃな。」
=ぬるい - 「風呂がぬりぃけん、温め直そ。」
=温度が低い
👉 文脈で
どちらの意味か自然に分かるのが特徴です。
標準語との違い
標準語と比べると👇
- 遅い/ぬるい
→ 意味ごとに言葉が分かれる - ぬりぃ
→ 両方を一語で表す
大分では
感覚的に似たものを、
一つの言葉でまとめる傾向があります。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「ぬりぃ」は、
ちょっとした不満を軽く出す言葉やと思っちょん。
怒るほどじゃないけど、
もどかしい。その温度感が
そのまま言葉になっちょる気がするな。

地域差
「ぬりい」は県内で「遅い/のろい」と「ぬるい(温い)」の両方に使われる例があり(国東などは両義)、一方で地域・世代によっては「ぬり〜=ぬるま湯」専用になり、遅い意味は「へぬり〜」に言い分ける動きも出ている。
結果として、同じ「ぬりい」でも“遅い”で通じる所と“温い”で受け取る所があり、誤解を受けてしまう言葉でもあります。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ|「ぬりぃ」は遅さとぬるさの大分弁
- 「ぬりぃ」=遅い・のろい/ぬるい
- 動きにも温度にも使える
- 軽い不満を表す
- 日常会話でよく出る
かぼみの大分弁講座では、
感覚そのままの大分弁も
これからも一つずつ残していきます。
※ この大分弁を使った
かぼみのLINEスタンプもあります👇
▶︎ スタンプを見る
