大分弁の「おろいい」は、
物が古くなって傷んでいる状態を表す言葉です。
意味としては
「古い」/「ぼろい」
にあたり、建物・道具・服などに対して使われます。
この記事では、
- 大分弁「おろいい」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「おろいい」とは?
大分弁の おろいい は、物に対して
「古びている」
「ぼろぼろだ」
「年季が入っている」
という意味で使われます。
- 主に:家・道具・服・建物
- 場面:日常の状態説明
単なる「古い」よりも、
傷みや劣化が見える感じを含みます。
*注意:「人」に対して使う場合は、別の意味があります。
「おろいい」の意味【大分弁 → 標準語】
おろいい=古い/ぼろい
ニュアンスのポイント👇
- 年季が入っている
- 傷んでいる
- 使い込まれている
「この家、おろいいなぁ。」
=この家、古いね。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「この靴、おろいいけん買い替えよう。」
=ぼろくなっている
「あの倉庫、だいぶおろいいな。」
=古びている
「まだ使えるけん、おろいいけど捨てん。」
=古いけど使える
シチュエーション別
- 家庭
- 「このタオル、おろいいわ。」
=使い古し。
- 「このタオル、おろいいわ。」
- 地域
- 「あの橋、おろいいけん気ぃつけて。」
=老朽化。
- 「あの橋、おろいいけん気ぃつけて。」
- 日常
- 「おろいいけど愛着ある。」
=思い出込み。
- 「おろいいけど愛着ある。」
※ けなすだけでなく、
味や歴史を感じる場面でも使われます。
標準語との違い
- 標準語:古い/ぼろい
- 大分弁:おろいい
標準語よりも
見た目の傷みが強調される言い方です。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「おろいい」は、対象する物に対して
時間が経った感じまで伝わる言葉やと思っちょん。
ただ古いだけやなくて、
そこに暮らしの跡がある感じ。
ちょっと愛嬌もあるんよね。

地域差
大分弁の「おろいい」は、まず“物”に使うのがいちばん自然で、「この靴おろいいなぁ(古い/ボロい)」「その自転車おろいくて、すぐ壊れそう」みたいに、年季が入った・粗悪・壊れかけまでまとめて言える便利ワード。
県内では広めに通じる一方、どこか“年配語感”が残りやすい印象もあります。
豆知識として、人に向けると意味が変わって「意地悪/ずるい」寄りになることがあるので、物の話なら“古い・ボロい”で使うのがズレにくいっちゃ。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
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まとめ
- 「おろいい」=古い/ぼろい
- 傷みや年季を含む
- 家や道具によく使う
- 暮らしがにじむ大分弁
かぼみの大分弁講座では、
時間の流れが見える大分弁も、
これからも一つずつ丁寧に残していきます。


