よだきぃとは?意味・使い方をやさしく解説【大分弁】

大分の会話で必ず出てくる代表的な方言が「よだきぃ」。
家庭でも職場でも、とにかく使用頻度が高い言葉です。

よだきぃの意味

よだきぃ=めんどくさい・やる気が出ない・気が進まない

ただの“面倒”とは少し違い、
「今日はどうしても気持ちが乗らん…」という“だるさ”寄りのニュアンスがあります。


読み方

よだきぃ(語尾が伸びる)

例文(生活感)

「洗濯物たたむん、よだきぃ〜」

「今日しんけん暑いけん、外出るんよだきぃわ…」

「その作業、よだきぃけん明日でええ?」

心の重さを表す言葉として自然に使われます。

地域差

臼杵・大分市では広く使われる。
中津・日田(北部)では使用頻度が少ない。
「よだきい」は “体のだるさ” と “心のだるさ” の両方に使えるため地域でニュアンスが変わる。
特に臼杵・佐伯の人は感情が強いため、
県北〜東部の人に「重い表現に聞こえる」こともある。

関連大分弁

まとめ

よだきぃは、大分の感情表現に欠かせない言葉です。
“やりたくない気持ち”を柔らかく伝えたいときにぴったり。