大分弁の「ずつねぇ」は、
どうにもならん気持ちが、ため息と一緒に出てくる言葉です。
意味としては
「どうしようもない」「情けない」「つらい」 に近く、
失敗したときや、気力が落ちちょるときによく使われます。
この記事では、
- 大分弁「ずつねぇ」の意味
- 日常での使い方・生活感のある例文
- 感情の強さ・似た言葉との違い
をまとめて紹介します。
大分弁「ずつねぇ」とは?
大分弁の ずつねぇ は、
「どうしようもない」
「情けない」
「つらい」
といった、自分の状況や気持ちを嘆く言葉です。
- 主に:自分に向けて使う
- 場面:失敗したとき/落ち込んだとき/疲れがたまったとき
誰かを責める言葉ではなく、
自分の弱さをそのまま出す表現なのが特徴です。
「ずつねぇ」の意味
ずつねぇ=どうしようもない/情けない/つらい
ニュアンスのポイント👇
- 自分のミスにがっかり
- 状況を変えられん無力感
- 心と体のしんどさが混ざる
「はぁ…ずつねぇなぁ」
と言うときは、
「もう、どうにもならん…」って気持ちを丸ごと表しちょん感じです。
生活感のある例文
日常会話での使い方
「財布落とした。ずつねぇのお…」
=「財布を落とした。どうしようもなく情けない…」
「何回やっても失敗する。ずつねぇわ。」
=「何度やっても失敗する。つらい。」
「今日は一日、ずつねぇことばっかりやった。」
=「今日は一日、うまくいかないことばかりだった。」
※ 声に出すだけで、少し気持ちが軽くなる言葉。
似た言葉との違い
感情が近い大分弁と比べると👇
「よだきぃ」は始める前、
「きじょわしい」は途中、
「ずつねぇ」は終わったあと、
って感じで使い分けられることもあります。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「ずつねぇ」は、
無理しちょる自分に気づくための言葉やと思っちょん。
ちゃんとやろうとして、
ちゃんと疲れて、
それでもうまくいかん時。「ずつねぇ」って言えたら、
今日はそれで十分な気がするんよね。
強がらんでええ合言葉、みたいな存在です。

地域差・言い回しの違い
臼杵や佐伯などの南部では、食べ過ぎてお腹が苦しい時など、肉体的な不快感に多く使われる傾向があります。一方、中津などの北部や大分市周辺では、情けない、切ないといった「心のやり場がない」精神的な葛藤を表す際にも多用されます。このように、状況の深刻さや対象が「体」か「心」かによって、使い分けの比重が地域ごとに微妙に異なるのが特徴です。
言い回しのバリエーション
- ずつねぇのお:ため息混じり
- ほんとずつねぇ:感情強め
関連大分弁
- よだきぃ(だるい/気力が出ない)
- きじょわしい(気ぜわしい)
- だった〜(疲れた)
まとめ|「ずつねぇ」は弱さをそのまま出せる大分弁
- 「ずつねぇ」=どうしようもない/情けない/つらい
- 自分の状況や気持ちを嘆く言葉
- 誰かを責める表現ではない
- 声に出すことで、少し気持ちが軽くなる
かぼみの大分弁講座では、
元気な言葉だけじゃなく、しんどい時の言葉も
ちゃんと残していきたいと思っちょんけん、
「これ、今の自分やわ…」って言葉があったら、また教えてな〜。
