大分弁の「おろいい」には、
物が古いという意味とは別に、
人の性格を表す意味でも使われることがあります。
この場合の意味は、
「意地が悪い」/「ずるい」/「せこい」
です。
この記事では、
- 大分弁「おろいい(性格)」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「おろいい」とは?(性格の意味)
大分弁の人に対しての おろいい は、
「意地が悪い」
「ちょっとずるい」
「せこい」
という意味で使われます。
- 主に:人の言動
- 場面:からかい・軽い非難
本気で責めるというより、
ちょっと嫌味がある感じを指すことが多いです。
*注意:「物」に対して使う場合は、別の意味があります。
「おろいい」の意味【大分弁 → 標準語】
おろいい=意地が悪い/ずるい/せこい
ニュアンスのポイント👇
- 小さな意地悪
- 抜け目がない
- ちょっとケチ
「そげんこと言うとか、おろいいなぁ。」
=そんなこと言うなんて、意地が悪いね。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「自分だけ得するとか、おろいいわ。」
=ずるい
「そげん細かいこと言うて、おろいいな。」
=せこい
「わざと黙っちょるとか、おろいい。」
=意地が悪い
シチュエーション別
- 友人関係
- 「それ言うとか、おろいいわ〜。」
=軽い非難。
- 「それ言うとか、おろいいわ〜。」
- 家庭
- 「お菓子隠すとか、おろいい。」
=からかい。
- 「お菓子隠すとか、おろいい。」
- 仕事
- 「自分だけ逃げるとか、おろいいな。」
=やや強め。
- 「自分だけ逃げるとか、おろいいな。」
※ 言い方次第で、
冗談にも本気にもなります。
標準語との違い
- 標準語:意地が悪い/ずるい/せこい
- 大分弁:おろいい
標準語よりも
少し柔らかく、生活感のある響きになります。
ただし、
文脈によってはしっかり悪い意味になります。
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に人に対しての「おろいい」は、
本気の悪口より一段軽い言葉って感じやな。
ほんとに嫌いなら別の言葉。
「おろいい」は、
まだ笑いが残っちょる。
*でも時と場合によるかも。

地域差
大分弁の「おろいい」は、人よりも“物”に向けて「意地が悪い/ずるい/せこい」みたいに言う使い方があって、空気としては「こいつ、なんかイヤらしい(信用できん)」のニュアンスに近いっちゃ。
たとえば、値段の割にすぐ壊れる道具や、使う人を困らせるような作りの物に「この道具、おろいぃなぁ」「こん品、おろくてかなわん」と言う感じ。県内では県北〜日田・国東で濃いと言われがちやけど、実際は家庭や世代で差が大きく、他地域でも通じることがある。
豆知識:同じ「おろいい」でも、文脈で「古い/ボロい」と混ざりやすいけん、会話では“何がどうおろいのか(ずるいのか/粗いのか)”を一言足すとズレにくいっちゃ。
まだ把握できていない部分もあるので、
分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ
- 「おろいい」には別の意味もある
- 性格を表す場合は「意地が悪い/ずるい」
- 文脈で意味が大きく変わる
- 地域差がある語
かぼみの大分弁講座では、
意味が分岐する大分弁も、
これからも一つずつ丁寧に残していきます。


