大分弁の「よおけ/よおき」は、たくさんという意味で使われる言葉です。
物の量や人の数、食べる量などが多い時に使われます。大分だけでなく、西日本の広い範囲で聞かれる表現です。
この記事では、
- 大分弁「よおけ/よおき」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「よおけ/よおき」とは?

大分弁の「よおけ/よおき」は、
「たくさん」
「多く」
「いっぱい」
という意味で使われます。
- 主に:人・物・食べ物・量
- 場面:物をもらった時/人が多い時/たくさん食べた時
「今日、野菜をよおけもろうた」のように、数や量が多いことを表す言葉です。
特別に強く強調する言葉というより、日常会話の中で標準語の「たくさん」と同じように自然に使われます。
「よおけ/よおき」の意味【大分弁 → 標準語】
よおけ/よおき=たくさん/多く
ニュアンスのポイント
- 人や物の数が多い
- 食べ物などの量が多い
- 何かをたくさんもらった時にも使う
- 地域によって発音や書き方が少し変わる
「今日、野菜をよおけもろうた。」
=今日、野菜をたくさんもらった。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「今日、野菜をよおけもろうた。」
=今日、野菜をたくさんもらった
「今日は人がよおけ来ちょるなぁ。」
=今日は人がたくさん来ているね
「まだよおきあるけん、持って帰りよ。」
=まだたくさんあるから、持って帰りなさい
シチュエーション別
- もらい物
- 「近所の人から、かぼすをよおけもろうたわ。」
=近所の人から、かぼすをたくさんもらったよ
- 「近所の人から、かぼすをよおけもろうたわ。」
- 人の数
- 「祭りに人がよおけ来ちょったなぁ。」
=祭りに人がたくさん来ていたね
- 「祭りに人がよおけ来ちょったなぁ。」
- 食事
- 「今日はようけ食べたなぁ。」
=今日はたくさん食べたね
- 「今日はようけ食べたなぁ。」
- 家庭
- 「そげんよおき持って行って、食べきるん?」
=そんなにたくさん持って行って、食べきれるの?
- 「そげんよおき持って行って、食べきるん?」
※「よおけ/よおき」は、物をもらった時だけでなく、人がおる時や食べる量などにも自然に使えます。
標準語との違い
- 標準語:たくさん/多く
- 大分弁:よおけ/よおき
意味や使い方は、標準語の「たくさん」とほぼ同じです。
「野菜をたくさんもらった」が、
「野菜をよおけもろうた」
となります。
また、
「人がよおけおる」
「ご飯をよおき食べた」
のように、数や量が多いことを幅広く表せます。
「よおけ」と「よおき」は意味の違いというより、地域や家庭による発音の違いとして現れることが多いようです。
かぼみ目線の一言コラム
「よおけ」って、暮らしの中で使える場面がしんけん多い言葉なんよね。
野菜をよおけもろうた。
人がよおけ来ちょる。
ご飯をよおけ食べた。物にも人にも食べる量にも、そのまま使えるんよ。
大分だけの言葉やないけど、普段の会話で聞くと、やっぱり地元の暮らしが浮かんでくる言葉やなぁと思うっちゃ。

地域差

大分弁の「よおけ/よおき」は、「たくさん/多く」の意味で使われる言葉っちゃ。
「野菜をよおけもろうた」「魚をよぉきもろうても食べきらん」「トマトがよおけなった」みたいに、もらい物・収穫・食べ物・人の数など、量の多さを表す時に自然に出る。
SNSのコメントを見ると、臼杵・県南だけでなく、大分市・別府・県北・山香などでも使う声があり、県内では比較的広く知られちょるみたい。形は「よおけ/ようけ/よぉけ」のほか、「よけ」と短くなる人や、「よおき/よぉき」と言う人もおる。同じ“たくさん”でも、「うんと」「ようさん」「ぎょうさん」を使う家庭もあり、地域や世代で選ぶ言葉が少しずつ違うんやね。
一方、日田では「ばされぇ/ばさろぉ」の方が地元らしいという声があった。「よおけ」は“けっこうある”程度、「ばさろ」は“ものすごくたくさん”と感じる人もおり、量の強さで使い分ける場合もありそう。ただし、ここは個人差も大きいので断定はできんね。
豆知識として、「よおけ」は大分だけではなく、西日本の広い範囲で聞かれる言葉。「ようさん」「ぎょうさん」も同じ仲間で、土地ごとに音を変えながら残っちょる。農作物やもらい物の話によう似合う、暮らしの豊かさが見える言葉っちゃ。
まだ把握できていない地域ごとの細かな違いは、分かり次第更新していきます。
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まとめ
- 「よおけ/よおき」=たくさん
- 人・物・食べ物など、数や量が多い時に使う
- 「野菜をよおけもろうた」のように使う
- 「よおけ/ようけ/よーけ」など表記や発音に違いがある
- 地域によっては「よおき/よき/ゆうけ」のような形も見られる
- 大分だけでなく、西日本の広い範囲で使われている
かぼみの大分弁講座では、
県内の細かな音の違いや、西日本へ広がる言葉のつながりまで伝わる大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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