【大分弁】なごうなるとは?意味・使い方・例文まとめ|かぼみの大分弁講座

大分弁の「なごうなる」は、
ごろんと横になって、体を伸ばして休むときなどに使う言葉です。

意味としては
「横になる/寝そべる」
にあたり、疲れたときにひと休みしたり、相手に休むよう勧めたりする場面にも合います。

この記事では、

  • 大分弁「なごうなる」の意味
  • 日常での使い方・生活感のある例文
  • 「横になる(標準語)」との違い

をまとめて紹介します。

大分弁「なごうなる」とは?

大分弁の なごうなる は、

「横になる」
「寝そべる」

という意味で使われる言葉です。

  • 主に:疲れた体を休めるとき、くつろぐとき
  • 場面:帰宅後にごろんと横になるとき/昼休みに体を休めるとき

「なごなる」という言い方も寄せられました。短い休憩にも、体を伸ばして寝る場面にも使われ、必ず「眠らずに休む」という意味になるわけではありません。


「なごうなる」の意味【大分弁 → 標準語】

なごうなる=横になる/寝そべる

ニュアンスのポイント

  • 体を横たえて、楽な姿勢で休む場面に使える
  • 相手に声をかけると、疲れをいたわる言葉にもなる
  • 「話がなごうなる」なら、横になるのではなく「話が長くなる」という意味

「ちょっときちいけん、なごうなっちょくわ〜」
は、
「ちょっときついから、横になっておくね」という意味になります。


生活感のある例文

「ちょっときちいけん、なごうなっちょくわ〜。」
=「ちょっときついから、横になっておくね。」

「疲れたやろ?ちょっとそこになごうなっちょき。」
=「疲れたでしょう?ちょっとそこで横になって休んでおきなさい。」

「ネコが縁側でなごうなっちょん。」
=「猫が縁側で横になっている。」

シチュエーション別

  • 【日常】
    • 「今日はもうおせーき、なごうなんない。」
      =夜も遅くなったので、横になって休むよう勧めるときに。
  • 【仕事・学校など】
    • 「そき、なごなりよ。」
      =作業の昼休みなどに、「そこで横になって休みなさい」と声をかける場面に。
  • 【別の使い方】
    • 「なごなって悪かったなぁ〜じゃまた。」
      =長電話の終わりに、話が長くなったことをわびる場面に。

※ 「人や動物が横になる」のか、「話や時間が長くなる」のかは、前後の言葉や場面で読み取ります。


「横になる」との違い

標準語と比べると

  • 横になる
    → 体を横たえる姿勢や動作を、広く伝える言葉。
  • なごうなる
    → 横になって体を休める場面で使う、暮らしの言葉。「なごうなっちょき」と声をかければ、相手をいたわる気持ちも伝わる。

大分では
「疲れたやろ?なごうなっちょき」で、
横になることと、ひと休みを勧める気持ちを一緒に伝えられるんやね。


かぼみ目線の一言コラム

かぼみ的に「なごうなる」は、
「ちょっと休んでいいよ」って言うてもらえる感じがする言葉やと思っちょん。

「疲れたやろ?なごうなっちょき」

そげえ言われたら、遠慮せんでごろんとできそうやね😌

何気ないひと言やけど、相手の疲れを見てくれちょる感じがするんよ。


地域差

大分弁:地域差

大分で使われる「なごうなる」は、「横になる/寝そべる」という意味。

SNSのコメントでは、自分が休むときの言葉だけやなく、お母さんやおばあちゃんから声をかけてもらった記憶も寄せられたんよ。

作業のお昼休みに、おばあちゃんから「そき、なごなりよ」と言われていたという人。
「今日はもうおせーき なごうなんない」と言われていたという人もおった。

「少し休みよ」「今日はもう寝よ」。そんな気遣いが、何気ない暮らしの言葉に入っちょる感じがするね。

地域がはっきりしていたのは、佐伯市弥生の思い出。昭和30年代の子ども時代、お母さんや一番上のお姉さんが使っていたという声でした。ご本人は使ったことがないそうで、家族が使う言葉と、自分が使う言葉が同じとは限らんのもおもしろいところ。

ほかにも「私より上の世代は言っていた」という声がある一方、「今日も疲れたけん早く帰ってなごなりたいわ」と、今の暮らしの中で使う声もありました。今回だけでは地域や世代で線は引けんけど、昔の思い出にも、今日のひと休みにも登場する言葉なんやね。

言い方は「なごうなる」だけでなく、「なごなる」も。「『う』がない時もある」というコメントや、「なごなるち言うかなぁ」という声が寄せられています。県内のどこでどちらを使うかは、これから聞いてみたいところです。

そして、今回おもしろかったのが「長くなる」の使い方。

「なごなって悪かったなぁ〜じゃまた」

長電話の終わりなら、これは横になる話やなく、「話が長くなってごめんね」ということ。横になる意味は初めて聞いたけど、話が長くなる意味では使っていた、という人もおったんよ。

同じ「なごうなる」でも、体が横になっちょるのか、おしゃべりが続いちょるのか。場面で意味が変わるんやね😂

ちなみに、大分だけの言い方でもありません。

福岡県筑後市の公開資料にも、「なごなる」が「寝転ぶ・横になる」という意味で載っています。お隣にも、横になって休む同じ形の言葉があるんよ。

犬や猫がくつろいでいる姿にも使う、というコメントもありました。縁側でごろんとしちょる猫を見たら、「なごうなっちょん」って言いたくなるね。

みんなのところでも、横になることを「なごうなる」「なごなる」って言う?「言う/言わん」だけでも教えてな。家族から言われた思い出や、使う地域も、よかったら聞かせてください。


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まとめ|「なごうなる」は横になって休む姿を表す大分弁

  • 「なごうなる」=横になる/寝そべる
  • 「なごなる」という言い方もある
  • 疲れたときの休憩や、相手に休むよう勧める場面で使える
  • 人だけでなく、犬や猫が横になっている姿にも使う声があった
  • 「話がなごうなる」は「話が長くなる」という意味なので、場面で区別する

かぼみの大分弁講座では、
家族の何気ない声かけや、ひと休みの時間に出てくる言葉を
ちゃんと残していきたいと思っちょんけん、
「うちでは、こんなふうに言いよった」って言葉があったら、
また教えてな。